20話 ページ22
「早めに夕食頂きますか?」
「あ、嗚呼。そうだね」
挙動不審です、高級慣れしてないね!
「じゃ、行きましょ〜」
特別大サービス!!
自分から太宰さんに腕とか組んでみる!
「えっ、A……?」
動揺が隠しきれてませんね!楽しい。
動揺の中に緊張も潜んでる様ですがね……?
ーーーーーーーーーーーーーーー
「御自由にお席にお着きください。」
流石に食事中の方は、1名だけ。
「お久しぶりですね、
今召し上がってらっしゃる茶碗蒸し
美味しそうです。
その白い粉、何ですか?」
「な、君は政府の………………!」
「旦那と食事に来たら貴方様が
いらっしゃっていたので。
其の薬、美味しいですか?」
警察になった気分だね!!
「こ、これは怪しい物では……!」
往生際悪いねぇ。
「へぇ、確認してみますか?」
「そ、其れは……」
やっぱりね。
「現行犯逮捕ですね、
警察なら外で待機しています。
ね、太宰さん?」
「何で君がそれを……」
貴方が触れていない時、私は無敵なのです!
「貴方が此処の代金払えない事
くらい分かってるんですよ。
それに太宰さん、演技が下手ですし」
依頼でしょ?
流石に最初から分かりましたよ。
「君が悪いのだよ」
私が原因ですか!?
「君の前での私はカッコ悪いよね。
でも、どうしようもないんだ。
君の傍に居ると頬が緩んで仕方がない」
「そんな事ないと思いますよ。」
頬が緩んでもイケメンはイケメンですし……?
「取り敢えず今日は巻き込んでごめんね?
お詫びに此処に一緒に泊まらないかい?」
そんなの言われたら……
「いいですよ。
こんな良いホテルですからね!!
此処じゃなければ泊まってませんから」
一応釘は刺しときます。
「さ、私たちの部屋へ帰ろうか。」
言い方が嫌なので減点!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
それにしても綺麗な部屋だなぁ……
大きなお風呂にベッド、
そして大きな荷物…………………………え?、
「この大きい荷物、太宰さんのですか?」
「嗚呼、そうだよ」
其のスーツケース大きすぎません!?
本日は1泊でしょ!?
「Aと泊まれると思ったら、
嬉しくて仕方がなくてね」
「じゃ、開けてもいいですか?」
別にいいよね、うん。
「やめてくれないかい!?」
少し開いた所から何かが落ちてきた。
あれ、私此れ見たことある。
でも今日は不必要な筈、
それに中途半端なのも違和感がある。
「何故貴方が
それを持って来ているんですか?」
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ゆーき(プロフ) - りんさん» またコメントして下さり本当にありがとうございます!!また思い付き次第書いていきたいと思います◎ (2020年1月20日 16時) (レス) id: e9e078458b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - 雑草と花さん» ありがとうございます!ごちゃごちゃした話だったので面白かったか不安で……面白いと言って貰えてとても嬉しいです!! (2020年1月20日 16時) (レス) id: e9e078458b (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 次の作品楽しみにしてます (2020年1月20日 8時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
雑草と花(プロフ) - 完結おめでとうございます!とても面白かったです (2020年1月20日 6時) (レス) id: 157490c8f1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - しーぶりーずさん» コメントありがとうございます!!私も「天久鷹央の推理カルテ」好きなんです!良く考えれば兄弟という点でも、キメラの話と同じですね……!全く気付いていませんでした笑笑頑張って更新していきますね〜!! (2020年1月2日 15時) (レス) id: e9e078458b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーき | 作成日時:2019年12月20日 19時