鏡が四十枚 ページ45
Side.Azul
ア「…お前達、盗み見は感心しませんよ」
彼が一瞬でいなくなったあと、先程から気配を感じていた双子に声をかける。
すると、やっぱり双子…ジェイドとフロイドが物陰から出てきた。
ア「全く、その大きな体でよくもまぁそんな所に隠れられますね」
フ「あはっ、んなもんもうどうでもいーじゃん。
そんなことよりぃ、今の面白かったよねぇ、ジェイド」
ｼﾞｪ「ええ、フロイド。アズールの取り乱した姿を久々に見れました」
ア「それの方が遥かにどうでもいいです…。
それより、今のあの人のユニーク魔法、どう思いましたか？」
フ「アズールが欲しそうだな〜って。
オレアイツ気に入ったかも〜。…んー、ミノカサゴちゃんでいっか」
ｼﾞｪ「おや、もうあだ名をつけたのですか？
名前を聞いてないので名前はわかりませんが、確かにあの方のユニーク魔法には価値がある。
あの方のユニーク魔法があれば、アズールも何かとやりやすくなるのでは？」
ア「流石ですね、お前達。ええ、その通りです。
何としてでもあれが欲しい…あの人の望みがわかればいいのですが」
そう言えば、少し考える素振りをするジェイドとフロイド。
暫くしてフロイドが匙を投げた。
フ「成績アップとかじゃねぇのぉ？大体の雑魚はそうだろ」
ｼﾞｪ「でしたら、いつものようにアズールのノートを使って契約しては？」
ア「…そうですね。ではまずは、その手を使いましょうか」
僕の勘では、多分成績アップではないだろう。
だが手がかりがなさすぎるのだ。
であれば、今までのお客様から導き出すしかないだろう。
フ「アズールのその顔、絶対それじゃないって顔してる。
あはっ、アズールにそんな顔させるとかミノカサゴちゃんぜ〜ったい面白いじゃん。
オレますます楽しみになってきた〜♡」
ｼﾞｪ「そうですねぇ。はたして彼がどのような願いを提示するか…
ああ、僕も楽しみですよ」
ニコニコと二人が嗤う。
気持ちはみんな同じだった。
あのユニーク魔法、絶対に手に入れてみせる。
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ぶぃ、さいん(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» ありがとうございます！自分でもよく思いついたなぁと思いますw(自画自賛すな) (2021年4月3日 17時) (
レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ - クプラさんのユニーク魔法、センスありすぎませんか??個人的にこのユニーク魔法は腹筋崩壊ネタです(笑)いつ見ても笑っちゃうんだよなぁ (2021年4月3日 15時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん(プロフ) - 雨の夜さん» 5年程前までビットワールドに出てたのでそれかもしれませんね…ありがとうございます！！でも画力分けたらもう何もなくなっちゃいますよ…(´・ω・｀)オクタが夢主ちゃんの後ろの隠れセコムに気付いたらどうするんでしょうかね…何かと面倒くさくしていきそうな…() (2021年3月27日 2時) (レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
雨の夜 - グレンさん......昔見たことある気が？絵上手ですね！画力を分けて欲しいですよ......(´・ω・`)やめるんだオクタの3人それ以上夢主ちゃんに何かしたら契約書消される所じゃないぞ(特に歌い手さん達何かしそうだなあ(遠い目)) (2021年3月26日 21時) (レス) id: 1e59db50fb (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん(プロフ) - 雨の夜さん» 今なるべく親指使わないように生活してるんで大丈夫だと思います…！！わかりますなんかゾッとしますよね()夢主ちゃんがどんどん口が悪くなっていく← どんどん事態をめんどくさくさせていく監督生← ヤクザヴィネルを撒く夢主ちゃん…強い(確信) (2021年3月26日 19時) (レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶぃ、さいん | 作成日時：2021年3月18日 18時
