ハッピーバースデー ページ40
Side.yu
監「お誕生日おめでとうございます！」
『アッ、来てくれたンダ！アリガトー、監督生クン！』
記「流石に今日はオーバーブロットなんてしませんよね…？」
『第一声ソレカィ？ンー…ドウダロウネ』
クスクスと笑う先輩にサッと私の陰に隠れる記者さん。
わかるよ…私も最初は怖かったから…()
今日はA先輩の誕生日。
今はイグニハイドのパーティー会場にて先輩のインタビューをしているところだ。
にしても…流石はイグニハイド。
至るところにタブレットが…
記「じ、じゃあ、早速インタビューを…
パーティーはどうですか？あまり人がいませんが…」
『人は、ネ。代わりにタブレットでミンナは居るシ、ボクはソレダケで十分ダヨォ。
ソレに、ボク今日は監督生クンも居るカラ機嫌イインダ！
オーバーブロットのしがいがある…♡』
記「…最後のは聞かなかったことにします。
それでは、誕生日の思い出を教えて下さい」
と、記者さんが引き気味に次の質問に移ったところで先輩の笑顔が一瞬固まる。
注意深く見ていないとわからないくらい一瞬だったけど、確かに一瞬固まった。
あ…そっか、先輩は家の問題があるから…誕生日の思い出なんてないとかなのかな。
だとしたら相当悪いこと聞いちゃったんじゃないかこいつ…
監「…っせんぱ」
『ソウダネェ、色々あるケド…
アレはボクが五歳だか六歳だったカのトキ…お母様がプレゼントとして髪ゴムをクレタンダ。
ホラ、コノ白いヤツ。
ソレが一番のお気に入りダヨォ』
監「…ぇ」
話を逸らそうとして、遮られる。
先輩はいつものニッコリとした笑顔のまま、嬉しそうに髪ゴムを指差していた。
その顔は嘘には見えなくて、思わず私の方が黙り込んでしまう。
記「今でもまだ使っているなんて、物持ちいいんですね」
『物は大切に扱うべきダヨォ。
ホラ、イツダッケ…監督生クン、教えてクレタヨネ？
監督生クンの国では、全てのモノに神様が居るッテ。九十九神？ダッケ？』
監「え、あ、あぁ、はい」
『ソウイウコト。ボクもソレ聞いてナルホドと思ったのサ』
随分前にそんなことを話したような気がする。
でも、本当にだいぶ前のことだ。入学して間もない頃。
そんなことまで覚えているのか、と相変わらずの記憶力に脱帽した。
.→←【キャンペーン＆召喚】 「夢主 バースデーキャンペーン」を開始いたしました…
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ぶぃ、さいん(プロフ) - アロンさん» えへへ…(キモい) 折角バースデー召還するならボイスもなきゃな…と深夜にウキウキで考えました← (2022年2月5日 21時) (
レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - ぶぃ、さいんさん» いえいえ！というかボイスまで考えてるのすごいですね！！ (2022年2月5日 14時) (レス) id: 568bb71bb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん(プロフ) - アロンさん» ウワーッこっちにもコメントありがとうございます！！！ネタは出来てるので頑張ります！！ (2022年2月5日 13時) (レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - 番外編も面白い…！続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年2月4日 0時) (レス) @page46 id: 568bb71bb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん(プロフ) - 雨の夜さん» 夢主くんの場合、見た目と声の美が質量を伴って殴ってきますからね() (2021年10月11日 16時) (レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶぃ、さいん | 作成日時：2021年6月19日 12時
