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『…その写真…私が写ってる…？』
客1「え？そりゃまぁ写真だし…ってかよくよくみればチョーカワなのに顔がよく写ってないじゃん」
客2「ほんとだ！ねぇお姉さん、もっかい撮ろ…」
『ダメよ…ダメダメダメダメダメッッッ！！！！！！』
客1「ヒッ！？」
客2「な、なんだ急に！？」
男性客の言葉を遮り、いきなり頭を抱えて叫びだしたボクから距離をとる二人。
一人は先程の恐怖が蘇ったのかもう腰を抜かしている。
でも…ダメなんだ。
ボクの中の女王サマは、ソンなモノジャ収まらないヨォ？♡
『私は自由よ…そう、自由なの！
でも、みんなはそれを許してくれない…』
客2「お、お姉さん？一体あんた、何言って…」
客1「お、おい！もうやめろよ！」
『だから私は…逃げてきた。
海だって氷に変えてね。
これでもうみんな私を見つけられない。
私は堂々と、光を浴びながら歩き出せるの…っ！
でも…その写真があれば…妹に見つけられてしまう！！』
客1「い、妹…？」
ぶるぶると震える男性客を、きっと見下ろしてみる。
一度本で読んだンダ。
女王サマは、純粋すぎる妹を傷付けないよう、人々から逃げて逃げて逃げて…
たとえ目の前に海があっても、氷の道を造って逃げて…
たとえ切り立った崖があっても、氷の階段を造って逃げて…
たとえ暮らす場所がなくっても、氷の城を造って住みついた。
それが今の女王サマ…ッテネ。
ダカラ、今パッと考えたンダ。ボクの設定。
ボクの設定は、一目を忍んでハロウィーンを楽しもうとする女王サマ。
自分がいたという痕跡を残したくナイ…ダカラ、勝手に写真を撮られるのは一番の地雷、ッテいう設定サ。
クククッ…少しシェークンのアイデアもお借りしたンダケドネ。
『ああ、ああ！なんてことなの！
…そうだわ、いいことを思いついた』ｸﾙｯ
客2「ひぃ…っ！」
内心ニタニタ笑いながら、腰を抜かした男性客につかつかと歩み寄る。
そしてボクは、最高に綺麗で無邪気で…でも、どこか邪悪な笑顔を浮かべてこう言うのだ。
『貴方達ごと氷漬けにすれば…
そうすれば、全てはなかったことになるわ！』
と、ネ。
サァ、最高の氷のショーを魅せてアゲヨウ！
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ぶぃ、さいん(プロフ) - アロンさん» えへへ…(キモい) 折角バースデー召還するならボイスもなきゃな…と深夜にウキウキで考えました← (2022年2月5日 21時) (
レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - ぶぃ、さいんさん» いえいえ！というかボイスまで考えてるのすごいですね！！ (2022年2月5日 14時) (レス) id: 568bb71bb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん(プロフ) - アロンさん» ウワーッこっちにもコメントありがとうございます！！！ネタは出来てるので頑張ります！！ (2022年2月5日 13時) (レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - 番外編も面白い…！続き楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年2月4日 0時) (レス) @page46 id: 568bb71bb9 (このIDを非表示/違反報告)
ぶぃ、さいん(プロフ) - 雨の夜さん» 夢主くんの場合、見た目と声の美が質量を伴って殴ってきますからね() (2021年10月11日 16時) (レス) id: ecdadf7d60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶぃ、さいん | 作成日時：2021年6月19日 12時
