対価 その6 ページ7
Aside
誰かなんて、自分がなればいいのに。
答えは、こんな簡単だった。
A「私も、落ちたかな(苦笑」
さて、うだうだしてないでやりますか。
A「“対価魔法 水燐の吐息”」
ｼｭｩｩｩｩｩｩ
A「……全部は無理だったか」
でも半分は消えたかな。
そして“敵”も消えたかな。
なかなかに大規模だったけど、さすがだね。
私が差し出したのは、敵の存在価値。
できる限りの敵を差し出したけど、まだ足りないか。
あれ？敵以外の人影が。まさか…
A「人は完全に逃げてないのか」
ってあれ魔法騎士団じゃね？？
確か、黒の暴牛だったかな？？
まぁいいや。ここは黒の暴牛にでも任せて、別の場所へ行こう。
それに私も逃げなきゃいかんしね。
そして下界へと私は降り立った。
ほうきで飛ぶとバレるから金貨を消費して地下から来るハメになった。
クソ、折角集めた金貨がぁ！！
等価交換でようやく集めたのに、最悪だ。
と、それよりも。この燃えさかる炎をなんとかしないと。
下界と言えど人はたくさん住んでるみたいだしね。
魔道士「そ、そこの女……たす、けてくれ…！！」
そう声をかけたてきた男。
っておいおいアンタ魔法騎士じゃなかったっけ？？
A「まあいいよ」
魔道士「良かった。深手をおってしまっ「ただし条件がある」な、なに！？」
A「私はアンタを助ける、じゃあアンタは私になにをくれる？？ほら、等価交換ってやつさ」
魔道士「ふざけたことをぬかせ！！俺は魔法騎士だぞ貴様如きが俺様に見返りを求めるなど、あってたまるか！！！」
A「そうかい。……じゃあ仕方が無い」
取引が出来ないなら商売する意味がないように、この男と話しても意味が無いらしい。
いい案件だと思ったんだけどなー
A「そんじゃさよなら。魔法騎士様」
魔道士「な!?俺を見捨てるのか！俺は誇り高き紫苑の鯱団なのだぞ！！おい！」
紫苑の鯱団だぁ？？
いい評判なんざぁ聞かない団じゃないかい。
A「じゃあ、取引しようよ。あなたは私に何をくれる？」
魔道士「なんだ、金が欲しいのか？それとも名誉か？？」
A「さあね。強いて言うならアンタを助ける事と同価値のモノ、かな」
魔道士「俺を助けるのと同価値のモノ？？」
そう同価値のモノかそれ以上のモノ。
そうでなければ私は魔法を使えないし、助けられない。
誰かと取引しなければ戦うことさえできない、だから私は卑怯者だと言われるのかね。
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闘乱雪(プロフ) - 感動しました！涙脆い私だけなんでしょうか？凄くウルっときたのは (2019年2月10日 12時) (
レス) id: 7aa059542a (このIDを非表示/違反報告)
N.K(プロフ) - まるさん、御忠告とご注意ありがとうございます！初めて書いていてあまり理解ができていない部分があり、すみませんでした。この忠告のもと気を付けて書いていこうと思います。本当にすみませんでした。 (2018年12月30日 16時) (レス) id: c08585e31b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せずに作られた違反作品が増え、占つが無法地帯だと言われる要因の一つにもなっています。ルールをちゃんと守りましょう (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご理解下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか？そこら辺をちゃんとよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パパゴラス3世 | 作成日時：2018年12月29日 20時
