対価 その32 ページ33
Aside
A「あの、ここから出るにはどうすれば？多分ですけど扉の前には警備兵がいると思いますよ」
ヤミ「んなもん正面突破しかねぇだろ」
A「正面突破!?正気ですか！すぐに捕まってまたここに送られるのがオチですよ！もっとちゃんと考えてから」
ヤミ「うだうだ言ってんじゃねぇ。今ここで、限界を超えんだよ!!」
A「限界を超えろって、ぇー………」
絶対簡単にいかない。絶対戦いになるよ、もうめんどくさいのは御免なのに！！
A「ちょ、ヤミ団長!!本気で正面突破する気ですか!?」
ヤミ「当たり前だろ」
ズシャン!!
刀を取り出し有言実行をしたヤミ団長。
男「な、なんだ!?｣
男「まさか脱獄か！」
案の定そこにいた警備兵に気づかれるわけで。
ヤミ「おいAコイツら任せたぞ！俺は出口んとこやってくるから」
A「はぁ!?待って私グリモワール持ってません……よ…」
行きやがったあの人!!
戦う手段何も無い少女を捨てたぞ！
A「どうやって戦えばいいっていうんだよ！全く!!」
男「貴様！反逆罪で即処刑だぞ！分かってるのか!!!」
A「……処刑だぁ??私はただおたくの魔法帝様と話してただけなんだけどぉ!?!」
あの野郎、見つけて一発殴ってやる。
なんで事情も知らない奴らに警備させんだよ。
A「私は魔法帝に会いたいだけです。会って話をさせていただけたら、私は……もう何も望」
ヤミ「お前なに勝手に1人で覚悟決めてんの？？あ？お前は折角助けてやった恩を仇で返す気か」
男「な！ヤ、ヤミ・スケヒロ!!貴様団長でありながらこのような行為……裏切りだぞ！」
ヤミ「うるせぇ!!いいから旦那のとこ連れてけや。あとAてめぇ任せたって言っただろ、なんでまだコイツら全然ピンピンしてんだ」
A「しょうがないですよ!私グリモワール持ってないんですから」
そもそも助けに来たとか何とか言っておきながら置いてくのが可笑しい。
普通は一緒に行動とかあるよね、うん。
ヤミ「持ってないなら素手でいけや。アスタは魔法使えなくてもいけるぞ」
A「比べる対象間違ってます」
ヤミ「ﾁｯ、まぁいい。さっさと片付けて行くぞ」
男「！！！」
再びグリモワールを開き刀を構えるヤミ団長。
本気で反逆する気だこの人。
たとえ罪がない人間だといえ、上の命令に逆らってると同じなのに…。
A「めちゃくちゃですよ本当に…!!!」
私も、本当の覚悟を決めなきゃ。
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闘乱雪(プロフ) - 感動しました！涙脆い私だけなんでしょうか？凄くウルっときたのは (2019年2月10日 12時) (
レス) id: 7aa059542a (このIDを非表示/違反報告)
N.K(プロフ) - まるさん、御忠告とご注意ありがとうございます！初めて書いていてあまり理解ができていない部分があり、すみませんでした。この忠告のもと気を付けて書いていこうと思います。本当にすみませんでした。 (2018年12月30日 16時) (レス) id: c08585e31b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せずに作られた違反作品が増え、占つが無法地帯だと言われる要因の一つにもなっています。ルールをちゃんと守りましょう (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご理解下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか？そこら辺をちゃんとよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パパゴラス3世 | 作成日時：2018年12月29日 20時
