対価 その16 ページ17
Aside
これが私とあの男との出会いと日々。
あと何故私がこんなにも嫌っているのかというと、理由は簡単。
しつこいからだ。あの男は諦めがとことん悪い。
それに昔から気味の悪い眼や笑顔は今でも慣れない。
神出鬼没な所は特に。
A「はぁ。疲れたねェ 」
あの男と会うた度にドット疲れが押し寄せてくる。
だからいつもすぐ逃げるのだが、先程は何か威圧を感じた。
アスタ「あ、お前は!!!!」
A「ビクッ!!」
びっくりした。
どこかで聞いた事ある声だけど、誰だっけ。
アスタ「おいお前!!!なんでここにいるんだ!!」
A「え、あぁ君か」
名前は知らないけど、確か黒の暴牛の人だ。
なんでここにって、ここになんかあるの?
A「あ、ここは、まさか…………」
後ろを振り向き、私のいる位置を確認する。
振り向いた先の建物には魔法騎士団の紋章が刻まれていた。
小さい頃から何度か見ていたからわかる。
ここはまずい。
またあの男に会いかねない。
あれ、いつの間に炎が消えて………。
街の炎はとっくに消えてる。じゃあ魔法騎士様達がここに集うのか。
じゃあまさかホントにここは、魔法騎士団本部!?
A「迷い込んだんだ。すまないね、今立ち去るから」
アスタ「あ、おい!ちょっと待て!」
ヤミ「おいアスタァ!!なに俺を差し置いて行ってんだてめぇ!」
アスタ「ぎやぁぁぁぁぁあ!!!!!」
あれは黒の暴牛団団長、ヤミ・スケヒロ……!
あぁなんてめんどくさいことに。
早く行かなきゃ。これ以上関わらない為にも、あの男にみつかる前にも。
ヤミ「あ?おいてめぇ誰だ」
A「わ、私はただ迷い込んでしまっただけで」
ノゼル「おいヤミ貴様、先程はよくもやってくれたな」
最悪な状態になってしまった。
あれは銀翼の大鷲団団長のノゼル・シルヴァ。
その後に続いてくるのはその団の団員達だ。
なんでこうも不幸が続くんだよ。
ふざけるなよホントに!
これも全部あの男のせいだ!絶対に!!
早く行こう。気配消して行こう。
ブラックマーケットに戻って今まで通りの日々を過ごそう。
ユリウス「やぁ皆!ごくろうだったね!!」
…………………ふざけんなぁぁぁ!!!!
あぁ、もうヤダ。
不幸続きすぎだよ、私が何したっていうのさ。
ただ少し外に出ただけだよ。
それすらも神様は許してくれないなんて、ほんとに残酷だよ。
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闘乱雪(プロフ) - 感動しました!涙脆い私だけなんでしょうか?凄くウルっときたのは (2019年2月10日 12時) (レス) id: 7aa059542a (このIDを非表示/違反報告)
N.K(プロフ) - まるさん、御忠告とご注意ありがとうございます!初めて書いていてあまり理解ができていない部分があり、すみませんでした。この忠告のもと気を付けて書いていこうと思います。本当にすみませんでした。 (2018年12月30日 16時) (レス) id: c08585e31b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せずに作られた違反作品が増え、占つが無法地帯だと言われる要因の一つにもなっています。ルールをちゃんと守りましょう (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご理解下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか?そこら辺をちゃんとよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パパゴラス3世 | 作成日時:2018年12月29日 20時