対価 その45 ページ46
Aside
A「じゃあアンタが魔法帝になったのは、母さんを蘇らすため??
アンタの覚悟は、そんな不確かなモノの為??」
ユリウス「それは……」
全くこの男は、欲で目が眩んだかね。
本当は違うだろ。国を変えたいって想いがあったでしょ。
ユリウスはいつも裏のない笑みを私に見せてきた。
どんなに性格歪んだ奴を前にしても、アイツは笑っていた。
「この国は僕が変える｣なんて言って、目は本気だった。
そんなユリウスが、私にとって誇りだったんだけどなぁ。
A「はぁ。さっさと体治してヤミ団長とかに謝ってきなさね！皆心配してたんだから」
これ以上ここにいた所でコイツは謝るだけだろうからもう行こう。
はぁ〜私も遂に魔法騎士団か
あーなんかブラックマーケットが恋しい…。
A「じゃあね、ユリウス」
ユリウス「待って!」
A「なに」
ユリウス「僕は……君に愛がなかったわけじゃない。ちゃんと愛したつもりだ、今も、これからも」
A「…そ。
じゃあ次はこの国を、仲間を、自分を愛してね」
ガチャリ
ユリウスは立ち直れるかな。
いや、大丈夫だろ。アイツマイペースだし、そんな心弱くないし。
A「さてと、私も手伝いに行きますか」
.
.
松葉杖だから動くのに時間かかりすぎた。
A「てか、2日経っても王宮の復興はまだまだだね」
土属性の魔道士が頑張って元に戻そうとしてるけど、
あんな大規模なやつをそう簡単には直せないか。
ま、壊したの私なんだけどネ。
A「あ！おーーい!!ヤミ団長ー！！」
ヤミ「あ？お前かよ。てか外歩き回っていいのお前？体包帯だらけじゃねぇか」
A「さぁ？でもこの張本人私なんで」
ヤミ「それもそうか。じゃあアスタ達んとこ手伝いに行ってくれ」
A「はい！」
.
.
アスタ「うぉぉぉ!!!皆さんー！！お待たせしましたーー！！！」
マグナ「でかしたぜぇぇ！！アスタァァ！！！！」
ノエル「そこの馬鹿2人うるさい！！」
アスタ/マグナ「「なんだとぉ！！」」
あらら、相も変わらず騒がしいね。
でも何かと人気集めてるってのが凄いよね黒の暴牛って。
A「あの、お手伝いしに来ましたー」
バネッサ「あ！あなたは、Aじゃない！」
マグナ「てめぇじゃねえか！！」
チャーミー「なんでここに？」
A「なんでって、私黒の暴牛の団員なんで。一応」
.
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闘乱雪(プロフ) - 感動しました！涙脆い私だけなんでしょうか？凄くウルっときたのは (2019年2月10日 12時) (
レス) id: 7aa059542a (このIDを非表示/違反報告)
N.K(プロフ) - まるさん、御忠告とご注意ありがとうございます！初めて書いていてあまり理解ができていない部分があり、すみませんでした。この忠告のもと気を付けて書いていこうと思います。本当にすみませんでした。 (2018年12月30日 16時) (レス) id: c08585e31b (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せずに作られた違反作品が増え、占つが無法地帯だと言われる要因の一つにもなっています。ルールをちゃんと守りましょう (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご理解下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか？そこら辺をちゃんとよく読み、ルールを理解の上作品を作るようにして下さい (2018年12月30日 13時) (レス) id: c2cd8ec7e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パパゴラス3世 | 作成日時：2018年12月29日 20時
