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驚きすぎて思わず固まってしまったが、結果の詳細の方が気になる。
ふぅ、と短く息を吐いて少しだけ強ばった体の力を抜いて投影された平和の象徴を見つめ直す。
これは録画されたもので、こっちに合わせて再生されている訳では無いが
私が見つめ直した時を見計らったかのようにオールマイトさんは笑みながら口を開いた。
『まずは筆記！素晴らしいよ、過来少女！
一般入試の受験生の中でトップだったぞ、今までの頑張りの賜物だ
更には演習試験、過来少女の
これだけでも充分ハイスコアと言える
個性の使い方が既にこれほど幅広い子はそうそういないよ！
これだけに留まらず！我々雄英教師が見ていたヒーローとしての素養「レスキューP」！
これに関しては２点！
一つ、受験番号1902の女子…酸化の個性の子だ
彼女が四方を囲まれた時、背後の二体を守る様に倒したこと
もう一つ、ラストの障害０ポイントの巨大仮想敵を倒そうとしたのは珍しい事なんだ
「誰かがやらないと」と、君は言ってたね。
その“誰か”になることはとても難しいことなんだぜ
自らが率先して動くことが出来る。
更にはちゃんと考えた上で行動し、周りの人間に手助けを要請する。
プロヒーローですら難しいことをやってのける…
思わず私も震えたね！！素晴らしいぞ！』
賞賛の雨嵐、ありがたいことだけど一方で過大評価されすぎだと思う。
私はあくまでも私の為に３ポイント２体、というのが美味しい状況だっただけ。
その時、たまたま女の子に隙があり「助けた」ように見えただけ。
０ポイントに関しては逃げるより壊した方が手っ取り早い気がしたのと
「圧倒的」と思うほどのものではなかった、対抗できる範囲ならやっちまえ、的な…
ともかく、自分が認められる程の功績ではないのに
褒め倒されるのは胸焼け気分であまり嬉しくなれなかった。
『よって！審査制の“レスキューＰ”！
過来少女の結果は３８Ｐ！
筆記試験トップ、加え演習試験のトータルは８２！！
文句無しの一位合格さ！
来いよ、過来少女！雄英に…君のヒーローアカデミアへ！』
電流が走るような、ゾクゾクゾクッと頭の先からつま先まで熱が駆けるような感覚
思わず握りこぶしを作り、ギュウゥッと握り締めた。
強ばる体を深呼吸ひとつで緩めて落ち着きを取り戻す。
後ろでソファに腰掛けながら書類と向き合う消太さんの方を向いて一言。
「春から、よろしくお願いします」
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チョコ&ピーナッツ(プロフ) - うわわわ…！！紹介して頂き本当にありがとうございます！！私もこちらの作品が大好きです！！もう睡様には頭が上がりませんね…！イラストもお上手で小説も面白い…！！尊敬します！！更新頑張って下さい！！ (2019年4月27日 18時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
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