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説明が終了すると混雑を避けるため
一定の人数が順番に移動してもらうという形式で試験会場への案内が始まった
まぁ、緑谷くんと爆豪さんは受験番号的に
一緒のタイミングで移動するので呼ばれるまで一緒に座って待っていた
爆「お前本っ当意味わかんねぇな。
なァにが「私は静かに穏便に過ごしたい」だ
受験前から他の奴らと口論でバトって
少なくとも２０００人の人間に印象残してんじゃねぇか。」
「テメェの頭にはオブラートって言葉入ってないんか」と加えられた
確かに…思い返してみれば言わなくていい
添削ポイントも結構あった気がする
無意識で話をするのは止めた方がいいんだろうな
「自覚はある…たぶん緑谷くんのせいだけど」
緑「えぇ！！？ご、ごめんね…」
「？ 別に緑谷くんは何も悪いことしてないと思うけど」
爆「支離滅裂か」
「あ、いや…緑谷くんの影響というか…
他人と話すようになってから言葉選びが下手になったというか…」
たぶん、あの時
「君が…助けを求める顔してた…!!」
まだ事件現場に近付いてる途中でその様子は視界に入っていなかった
でも確かに聞こえた緑谷くんの「心からの声」は
嘘偽りなく、彼の思ったままの言葉だった
それを聞いた瞬間からだろうか
周りを気にして平穏だけのために寡黙してきた自分が馬鹿らしくも思えたのだ
確かに私は自分を理解せず、感情の起伏も乏しい。
変動はゼロではなくとも、ほとんどないには等しいだろう
でも正誤の判定はできるし、私の中での「正しい」という概念は存在する。
他に正誤の判断を委ねておいて
自分の中では、心の中では不服を唱えるのは馬鹿らしく感じた。
「確かに私の目標の「平穏」とは離れていく行動かもしれない
でも、私はいい意味で緑谷くんに影響されたと思って…いる、だと思う。」
損得で考えたら多分、いやほぼ確実に「損」
人とのコミュニケーションにおいて好かれる性格とは言えないだろうし
ここまで自分でセーブ出来てないと上下関係とかも関係なく言ってしまいそう
でも、どこか「生きてる人」っぽく
別に１人は怖くないし
敵を作って生きていくのだって別に気にならないから尚更。
だから無個性で顔を顰めていた少し前の君にも届くように、これだけは伝えたい。
「何もしてなかろうと君のおかげなんだよ、君だから、なんだよ。」
多少なりとも救われたんだよ、きっと
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チョコ&ピーナッツ(プロフ) - うわわわ…！！紹介して頂き本当にありがとうございます！！私もこちらの作品が大好きです！！もう睡様には頭が上がりませんね…！イラストもお上手で小説も面白い…！！尊敬します！！更新頑張って下さい！！ (2019年4月27日 18時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
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