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あの日家事を片付けた私は布団に倒れるように沈み、そのまま眠りこけてしまった
翌日はお休みで昼前まで眠っていた
たぶん中学生になってから一番長い時間眠っていたと思う。
昼から消太さんがやってきた
雄英高校の先生として結果は秘匿事項なので言えないが
ひとまず頑張ったな。と頭を軽く撫でてくれた
でも、その時に装飾品を着けて行くなと怒られてしまった
どうやら実技試験の時の飛び蹴りの際首元のチェーンが太陽光に反射したようで
それで事情を知る睡さんにバレて、消太さんに情報が回ったらしい
怒られながら胸元の「それ」を服越しに軽く一撫でしたのを覚えてる
それから一週間なんてあっという間で合否発表の手紙が届く予定日になった
あの日以降当たり前だが同じ中学の受験者である２人には会っていない
まぁ多分爆豪さんはどうせ受かる。
タフネスの塊であり、体育などからでもわかるが運動神経の良さ
個性も戦闘力という面において強個性。
なにより、どんなシチュエーションでも垣間見せる才能
問題は緑谷くん
彼は実技どうやり過ごしたんだ？
私の会場でも３０ポイント以上はザラにいたんだ
どう考えても、そのくらいのポイントは合格に必須ってことだろう。
無個性で壊せるほどヤワではなかったと思うし…
正直言えば、私のために彼には受かってほしい
彼は面白い。
いや、それは最初の印象だ。
今の彼は私が見習わなくてはいけないところをいっぱい持っている
前を向く強い意志。
誰かのために動く優しさ。
震える拳を握り締める強さ。
膝をついても立ち上がり続ける心
私には無いものだらけ…
まず私はなにもかもツギハギ、チグハグなのだ。
わかってる、それらを１つにするのに必要なのは
明確な目標とイメージであると
きっと彼にとっては、それがオールマイトだったんだろう
あの熱烈なファンっぷりは…なんというか…凄かった。
彼のスタートはオールマイト
なら私は？
私の原点は、私の始まりは
…？
…あれ？私、なんで…
なんで、ヒーローn
ピーンポーーン
「！」
空気を読んでか、はたまた読まなかったのか
気の抜けた音、家のインターホンが静かな部屋と私の脳に響いた
やましいことを隠す子供のように一瞬息が詰まるような感覚に少しだけ顔を顰めて
インターホンを鳴らした人物を確認すると珍しくアポ無しの消太さん
なんの用なのか…って、雄英の話くらいしかないか。
とりあえず玄関先に急いだ。
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チョコ&ピーナッツ(プロフ) - うわわわ…！！紹介して頂き本当にありがとうございます！！私もこちらの作品が大好きです！！もう睡様には頭が上がりませんね…！イラストもお上手で小説も面白い…！！尊敬します！！更新頑張って下さい！！ (2019年4月27日 18時) (
レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
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