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「うん。
大毅だけのだよ。
だから、ちゃんと、つかまえててね」
また、骨抜きなるようなこと、言うて。
俺ん片笑窪にキスしてくれた。
「絶対に離さへん」
ガラにもなく、めっちゃ臭いこと言うてるわ。
あー、恥ずかし。
けど本音やねん。
こんなに好きになれる子、
二度と会われへん、分かるから・・・
寝不足やのに、
こんなに冷え込んでんのに、
頭も身体も心もすっきりした、
最高の気分の朝。
まだすやすや寝てるAの枕元にプレゼント置こうとしたら。
Aが目ぇ、覚ましてもうた。
なんか俺って、ここぞって時、
どうも決まらへんよな。
「シゲサンタさん、本物だったんだ」
Aがめーっちゃ可愛ええこと、言うもんやから。
幸せ過ぎて、朝っぱらから、にやけっぱなし。
「そうやで。
サンタ、ソリに乗り遅れたから。
ここにおるわ」
「シゲサンタさん、
プレゼント開けてもいいですか？」
「どうぞ」
Aが、わくわくした表情で、包みを開けてる。
これ買うん、めっちゃ勇気いってんで。
神ちゃんに相談出来へんしさ。
一番仲良え深雪ちゃんに相談して、
Aの好きなブランド聞いて。
ジュエリーショップに一人で行くん勇気なくて、
照史先輩についてってもろた。
「わあ、可愛い」
箱から出てきた、
めっちゃちっこい輪っかに、
Aが歓声をあげた。
小指につける指輪らしい。
ちっちゃいダイヤがついとってさ。
きらきら光ってる。
「つけてみてえや」
俺が小指にはめてやったら、
A、指をかざして、
じっと眺めて。
幸せそうに微笑んでるねん。
「気に入ってくれた？」
「うん。
ここのジュエリー欲しかったの。
なんで分かったの？
すごいね、シゲサンタさん」
「うん。まあな。
サンタは何でも分かるねんで」
ふざけて言うたら、
ふふって笑う。
そん顔が可愛いて、
思わずぎゅっと抱きしめる。
もこもこの部屋着は可愛ええけど、
あんまし感触分からへんくって、
ちょっと物足りひんな。
「ほんまは、深雪ちゃんから、
ちょっとヒントになる情報提供受けました」
耳元で暴露したら、Aが吹き出す。
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しらす(プロフ) - 神山くん派です！ (2020年10月20日 13時) (
レス) id: c79fa5815b (このIDを非表示/違反報告)
緑推し！(プロフ) - しげのことを考えると気の毒ですが…本来の主人公を知っていて魅力もわかっている神ちゃんと結ばれて欲しいです…！しげも受け入れてくれそうですが、やっぱりずっと案じてくれていた神ちゃんがいいです。 (2020年10月20日 8時) (レス) id: 1532c3336c (このIDを非表示/違反報告)
桐山めぐ(プロフ) - しげのことも大好きですが、私は神ちゃん派なので、神ちゃんと結ばれてほしいです！ (2020年10月20日 0時) (レス) id: bb3023c008 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーらん(プロフ) - どっちも見たいですがわたしは神山くん派です！！; (2020年10月20日 0時) (レス) id: 47814a5ff4 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - どっちも結ばれて欲しい気持ちもありますが神山くん派です！！ (2020年10月20日 0時) (レス) id: abf5d6786c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool
| 作成日時：2020年10月11日 10時
