ブラック本丸の為にこんのすけが連れてきた審神者候補の女の子は気だるげで三日月に何故か似ています【刀剣乱舞】

第8話『三日月宗近さんと質問と幸せ』 ページ9

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貴方『あのぉ〜』

三日月「なんだ？三日月」

貴方『三日月宗近さん....以外にも見張りはしなくていいんですか？』

今は2人きりで三日月宗近の部屋にいる他の3人は手入れが終わった後他の人を手入れの為呼びに行くと言って消えた

三日月「問題なかろう。俺も手入れして貰ったのだ。それに俺たちは真名を知っているからな。神隠し、言霊、方法はいくらでもある」

貴方『はぁ.....』

私はそっちの問題のために聞いたわけじゃない。正直三日月宗近と2人きりというのが問題なんだ。せめて石切丸さんとだったら

貴方『はぁ.....』

またも深いため息

三日月「ため息をついてどうした？ため息をつくと幸せが逃げるらしいぞ？」

貴方『お気遣いどうも、でも私は自分の幸せくらい自分で掴めますので』

私の言った言葉に考える素振りをして三日月宗近は

三日月「では、他人の幸せは掴めないのか？」

貴方『....は？』

変な質問をしてきた

貴方『他人の幸せ....その人が幸せを望み、尚且つその人だけで幸せを掴み取れないのであれば、手助けし一緒に掴みとるのであれば....できるのでは？』

自分で言いながら、それって私には出来るか分からないよね！と心の中で突っ込む

三日月「そうか、一緒に掴む....成る程」

貴方『......』

何が成る程なのか分からない。同じ顔してるのに....私とは全然似てない

石切丸「準備できたよ」

そこに助け船石切丸が現れた

貴方『では行きましょう！石切丸さん』

立ち上がり石切丸さんの背中を押す

石切丸「随分と張り切っているね....三日月は？」

貴方『なんか考え事みたいですよ！そっとしといてあげましょう！！見張りは石切丸さんお願いできますか？』

石切丸「？...ああいいよ。じゃあ行こうか」

心の中でガッツポーズしながら石切丸さんと手入れ部屋に向かった

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三日月「あなや」

その頃三日月はようやく考え事が終わったらしくもう1人の三日月がいない事に気がついた

第9話『手入れと黒さと抱えているもの』→←第7話『2人の三日月と手入れと安全』

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