第28話『面倒くさがりと疲れと掃除の続き』 ページ29
ーー
ー
祖母「そうかそうか、それはよかった」
そう言って立ち上がる。Aもつられて立ち上がる
祖母「そうそう、三日月も出来るとは思うがあまり大量に霊力を注いではいけないぞ。私も強い霊力持ちだが、三日月はそれを超えるからな」
貴方『私がお祖母様以上なんてあり得ません』
祖母「時が来れば分かるさ。後何時も言ってる事だが」
貴方『分かっています、他の人の前では霊力等を使うのも話すのも駄目なんですよね』
祖母「はっはっは、さすが私の孫だな、将来有望だぞ」
ー
ーー
貴方『適切な量の霊力...』
しゃがんだ所の地面を触り霊力を流し込む
ﾌﾜｯ
鶯丸「！！」
貴方『...ふぅ、これが今は精一杯です』
振り返りそう言うA。その周りは植物が豊かな庭だった。だが先の手入れなどで力が及ばず、この場所だけしか戻らなかった。右や左を見ればまだ荒れてる所が見える
鶯丸「...凄いな。これは」
貴方『すみません。これくらいしか出来なくて。徐々にやっていきますね』
鶯丸の隣に座りなおし残っているおにぎりを食べ始める
鶯丸「今はこれで十分だ。本丸中がこれぐらい綺麗になるになるのが楽しみだな」
貴方『面倒だけど...まぁ頑張りますよ』
そしてまた暫くの沈黙。鶯丸は茶をすすり、Aはおにぎりを食べ進めた
鶯丸「ふぅ、ん？」
肩に重さを感じそちらを見た鶯丸。そこには
貴方『...』ｽｩ
鶯丸「霊力を使って疲れたんだな。もう暫く寝かしてやろう」
鶯丸に体を預け寝ているA。起きる気配は微塵もない
鶯丸「茶が美味いな....」
縁側ではのんびりと鶯丸が茶を続けた
ー
貴方『...ん、寝てた』
鶯丸「おお、起きたか主」
唐突に起き、目をこするA
貴方『鶯丸さん私どれ位寝てました？』
鶯丸「だいぶ寝てたな。もう昼過ぎだ。気持ちよさそうに寝ていたから起こすのが可哀想でな」
貴方『昼過ぎ...』
すっと立ち上がるA
鶯丸「何かするのか？」
貴方『お皿を返すのと、そろそろ掃除の続きを』
鶯丸「何処をするんだ？」
貴方『お風呂です。そろそろのんびりお風呂に入りたいんです！』
かなり真剣に言うA。ここに来てからまだ一度もお風呂には入っていない
鶯丸「俺も手伝おう。ここの風呂はでかいからな」
貴方『それは助かります』
二人は厨に行き皿や湯のみを返してから、風呂に向かった。途中一期に会い、一期も一緒に風呂掃除をする事となった
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水無月のぞみ - 何で真名が固定なの？嫌なんですが。 (5月19日 18時) (
レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
ベジータ - 主人公のお祖母様が鶴さんにみえた かっこいいですね これからも頑張ってください♪ (2018年12月7日 16時) (レス) id: 67d7645157 (このIDを非表示/違反報告)
ralu(プロフ) - コメント有難うございます！今後もイベントネタしたいなと思います！！ (2017年4月2日 20時) (レス) id: 747e574e47 (このIDを非表示/違反報告)
葉月。 - エイプリルネタ面白かったです! 更新待ってます! (2017年4月2日 0時) (レス) id: acee74f775 (このIDを非表示/違反報告)
ralu(プロフ) - コメント有難うございます！もっと上手く描けるよう努力します！ (2017年4月1日 19時) (レス) id: 747e574e47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ralu | 作成日時：2017年2月5日 15時
