人形の笑顔です ページ25
森「……流石だねぇ」
私が話し終えると森さんは苦笑いをこぼした
『いえいえ、普通ですよ』
流石にギルド相手となると全然、まっっっったく楽勝ではなかったからね!
“普通”かな!
森「ポートマフィア顔負けだよ」
『私もマフィアの情報を集める手段の一つなんですから、結局はマフィアの力ですよ』
そう言うと、森さんは苦笑いを崩さず軽く頭を振った
森「そうかもしれないね……
だが君はマフィアの駒になる気はないんだろう?
それが“契約条件”なのだから」
その問いに笑みで返す
『情報料はちゃんと払ってくださいね』
森「あぁ勿論、君の情報には大金を支払う価値があるからねぇ」
“でもちょっとお高いのだよ、、、”とこぼす森さん
うん、私もそう思う。普通の人が何年も働いて手に入れる額のお金を、1回の情報取引でポンッと手に入るからね……
生活は庶民的だよ?プッ○ンプリンとか←
あ、そうだ
『森さん、これどうぞ』
森「これは……」
『幻のお店の激うまケーキです』
エリス「これ、全然手に入らないのに!
リンタロウなんかにあげていいの?」
いつの間にやらお絵かきをしていたエリスちゃんが近くに来ている
どちらかというと
森さんというよりエリスちゃん宛てだよ〜
この間来た時、ものすごい量のケーキ食べてたし……
『どちらかというとエリス宛よ、甘い物好きでしょう?』
エリスちゃんに微笑みかけると眩しい笑顔で飛びついてきた
エリス「やっぱりA大好き!ありがとう!」
……あれ?天使がこんな所にいる←
もう死んでもいい位のMAXスマイルだよエリスちゃん
……たとえエリスちゃんが異能力でも
この笑顔がセッテイでも
『やっぱり私もエリスのこと大好きだよ』
私の言葉に澄んだ瞳を輝かせるエリスちゃん
森さんも心なしか嬉しそうに見える、いやわからんけど
『でも、森さんにも少しはあげてね』
エリス「Aが言うなら、、、しょうがないわ!
その代わり、また遊んでよね!」
ウッ!愛いとはこのことか……!
森「ところでA君、昨日黒蜥蜴がビルの入り口に山積みになっていたんだが……
あれはA君の仕業だね?」
『怪我をしている人がいたので。
速く治療した方がいいかな、と』
森「それにしては無造作だったけれど……
丁重に扱ってくれ給え、彼らも大切な構成員なのだから」
やっぱり怒られちった!
ま!瞬☆殺されなかったからOK!だよね!!!←
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りんか(プロフ) - 面白すぎた……後編見ようとしたらパスワード認証で見れなくて残念だったけど書き直してると見て納得しました!一般公開されるのを楽しみに待っています。これからも応援しています!!頑張ってください! (9月24日 23時) (レス) id: d3fb5e7475 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - この作品見つけて読みました……、めちゃめちゃ面白いです!!続編のパスワードを教えてほしいです! (7月9日 14時) (レス) @page49 id: a547e890e0 (このIDを非表示/違反報告)
暁月臨(プロフ) - 凄く面白いです!!続編も楽しみに待ってます! (7月4日 16時) (レス) @page50 id: 59dc159e7e (このIDを非表示/違反報告)
多頭飼い(プロフ) - え、何ですか?之…面白すぎません??続編見た過ぎてパスワードを聞きに来ました← (7月3日 11時) (レス) @page50 id: 243c9e01e1 (このIDを非表示/違反報告)
依央 - 凄く面白いです。続きが見たいので続編のパスワードを教えてください。 (7月1日 1時) (レス) @page50 id: 31adf7dffd (このIDを非表示/違反報告)
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