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232話*はぁ〜〜顔がいい(キレ) ページ7

「ふん、竈門炭治郎が訓練の目標を達成したからお前も次の柱のところへ行かせるが……お前は本当に表情に出るな。何故それで剣士の道を歩めると思ったんだ?」
『ははっ、鬼殺隊士じゃなかったら絞めてた』



あの伊黒さんの奇跡のデレから七日。

あれから伊黒さんはデレるどころか猛毒を吐きまくり、あのデレは私の幻覚だったのではないかと思う今日この頃です。(白目)



見送る時ぐらいデレてくれるかなーって、ちょっと期待してたのにさァ……

「じゃあな、さっさと死ねゴミカス。馴れ馴れしく甘露寺と喋るな」

この仕打ちである。



これには流石の炭治郎も屋敷を出てから、
「……最後まで嫌われてたな、俺達」
と、ションボリと効果音がつきそうな表情で呟いた。

私の炭治郎に対する庇護欲が産声を上げた瞬間だった。



ゴホン、それは兎も角……この七日間であの地獄のような訓練についてわかったことが少しある。

あの訓練は、括り付けられている隊士は恐怖と危機感から二人の剣閃を嫌でも覚え、炭治郎は必死で目で訴える隊士達を避けて必要最低限の動きと剣捌きを覚えざるを得ないという、双方の利になる意図がちゃーんと組み込まれていたんだ。


そのお陰か、炭治郎の動きはここに来る前と比べて凄く良くなったと思う。



あとこれは完全に余談だけど、やっぱり隊士を括り付けるのはいかがなものかと思い、しのぶさんに聞いたところ、
「殺すのは隊律違反ですけど、括り付けるぐらいなら全然大丈夫です!」
とのことだった。鬼殺隊の隊律ゆるふわすぎでは⁇





「えーっと、A、次は不死川さんだったよな?」
『えッ?あ、嗚呼!うん、そうだね……』



し、不死川さんかぁ……今私が不死川さんについて持ってる情報少なすぎるんだよね。

あと謝りたいことも多すぎるし。



そんなことを思いながら角を曲がった瞬間だった。
目に涙をいっぱいに溜めたタンポポ頭が私の視界を遮ったのは。





「あ"あ"あ"あ"Aぢゃん炭治郎ぉぉぉ!!! 会いたかった!会いたかったよぉぉぉぉ!!!」



ぜ、前世で生き別れた兄弟と再会したかの如く泣くじゃん……

あとどさくさに紛れて抱きつくのやめて。お前はもっと自分の顔の良さを自覚してくれ切実に。



「ぜ、善逸⁉ どうしたんだ、そんな怯えたような匂いをさせて……」
「逃げてきたんだよ!」
『誰から?』


その瞬間、善逸の顔から血の気が引いていった。
しかも、全身が生まれたての子鹿の足レベルに震えている。

233話*れっつ!地雷系ごっこ!→←231話*女子は嫉妬深い生き物ですから



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天弥(プロフ) - 紅鮭@さぶさん» 有難う御座います!! (2022年6月7日 23時) (レス) id: 6363332534 (このIDを非表示/違反報告)
紅鮭@さぶ(プロフ) - 天弥さん» お返事遅れちゃってごめんなさい!もちろんですよ〜!!お友達申請しておきますね٩(ˊᗜˋ*)و (2022年6月7日 22時) (レス) @page6 id: f1236c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
天弥(プロフ) - 今231話までを見て思ったことを言います。………主様、知り合いになって頂けませんか?((( (2022年6月6日 11時) (レス) @page6 id: 6363332534 (このIDを非表示/違反報告)
紅乱(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» 人には塩対応されるけど鬼には愛され(笑)る系女子、それが零藤ですので!これからも霹靂一閃並のスピードで進んで行きますのでよろしくです(´∀`*) (2021年7月25日 6時) (レス) id: f1236c4d6f (このIDを非表示/違反報告)
ネコマタさんのちょびひげ(プロフ) - 数年ぶりにあった初孫…じわじわきました(笑)黒死牟さんがお祖父ちゃんなら、上弦の三と二は親戚の叔父さんとか従兄弟とかですかねぇ。展開にワクワクしてきました。続きが気になりますっ!…というか不死川さんって…… (2021年7月24日 13時) (レス) id: d3a88c7d37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅乱 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月4日 16時

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