人には愛されたいけど鬼には愛されたくなかった。/陸【鬼滅の刃】

幕間＊＊所詮はこども・参 ページ23

【住所:恐らく××
兄の目の色:赤
父親は函館に単身赴任
毎年沖縄に行く
得られた情報は以上。申し訳ないとは思っているけど派手な俺に免じて許してくれ。】


ムキムキ鼠から手渡された手紙を読み、最後の一文が書いてあるところを華麗に破り捨てながらも胡蝶しのぶは少し驚いていた。

どうやら任務は失敗したらしい。
その証拠に、手紙にはデタラメとしか思えない情報ばかりが綴られていた。


××なんて田舎、確か今は前々々々代の風柱が隠居している屋敷があるぐらいでそれ以外は平均年齢六十以上の限界集落であることは確認済みだし、何より列車も通っていないので沖縄へ行くのには数日かかる。
それを毎年とか金銭感覚と時間感覚が破綻しているとしか思えない。



「まさか、あの須磨さんが任務を失敗するとは……Aさんもこの半年で“嘘をつくこと”を学べたんですね、関心関心」


なんて、わざとらしく笑ってみるも、すぐその空様(かりそめ)の笑顔は崩れた。



だって、これでやっと確信が持てた。


正直、先日の柱合会議であの“可能性”を話したとき、やはり不安はあった。
けど、この結果と照らし合わせてみれば、やっぱり自分の考えに間違いはなかったことがわかる。否、わかってしまった。




「Aさん、やっぱり、あなたは」











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しのぶさんの発言、全く持ってわけわかんないですよね？！ほんとすみません！そのうちわかります！！


これは本当に「ただの中学生」が家族と離れて暮らすことについて作者なりに考えてみただけのただの駄文なので！テスト明けで疲労MAXになった作者の筆休めなので！気にしなくてokです！！



須磨さんの可愛さと異邦人であるAと宇髄さんのアンジャッシュ状態を楽しんでいただけたなら幸いです！
お目汚し失礼しました！

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