拾ったんだけど… 331話 ページ23
黒子side
緑｢そういえばA、前聞こうと思ってたのだが、｣
黄瀬くんがAさんに抱きつかれて傍から見るとイチャイチャしているように見えて黄瀬くんがとても幸せそうな顔をしていたとき、ふと思い出したとでも言いそうな顔で緑間くんがAさんに話しかけた。
貴｢へ？前って…あぁ、誠凛と海常の練習試合後の。｣
緑｢あぁ。｣
貴｢うん、どうしたの？｣
緑｢Aはどこの学校に進学したのだよ。秀徳でも誠凛でも海常でもない。話を聞いていると俺達が進学した所ではまずない。関東の強豪を調べてもどこにもいない。もしや黒子の様に無名の所に…？｣
E's｢……。｣
椚ヶ丘出身のみなさんのテーブルはすぐ隣。
僕達が座っている所からみなさんが見えるけれども一斉にこっちを睨んだ。
いつもとは違う、いつ暴れてもおかしくない獲物を睨むかのような目だ。
貴｢私は…真ちゃんの言う通り、新設校に入ったの。設立1年目、ピッカピカの超新設校。ちょっと事情が事情だから名前は言えない。｣
黒&黄&緑｢!?｣
それだけの情報があれば…調べられる!!
貴｢あ、調べても無駄だよ。私の学校、何も試合出てないから、調べたところで何も出てこない。それが事情とも関連してるんだけど。｣
黄｢試合に…出てない…？どーゆーことっスか…？｣
貴｢…。ごめん、外出るね。｣
ガタッ
ものすごい勢いで立ち上がり、駆け出していったAさん。
E's&黒&黄&緑｢A!!/Aさん!!/Aっち!!/A!?｣
後を追おうと僕と黄瀬くん、緑間くんが立ち上がると後ろから椚ヶ丘出身の人達が抑えていた。
黄｢ちょっ!!アンタら離すっス!!｣
緑｢千葉!!離すのだよ!!｣
千｢悪い…。これだけは許せなくてな。｣
間一髪渚君と堀部君を避けて外に出る。
黒｢ﾊｯ､､Aさんｯ!!｣
見つけたAさんはしゃがみこんでいた。
黒｢Aさん、デリケートな部分を聞いてしまって…すみません。大丈夫ですか？｣
貴｢……。｣
まわりが暗く、Aさんの表情が読み取れない。沈黙は長い。
黒｢あの、Aさん？｣
貴｢ねぇテツヤ。｣
黒｢っ…なんですか？｣
貴｢このワンチャンたち、かわいくない!?｣
犬｢ワンッ!!｣
近寄ってみるとAさんの目線の先には段ボールに入れられた2匹の犬だった。
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ミューゼス(プロフ) - (名前)神楽さん» ありがとうございますっ！陽泉は…そうですね、頑張って今作品、グダグダしても次には出して行きたいと考えてます！もしよければどんな絡みが見たいとかありましたらお気軽にコメントください(*^^*) (2017年2月2日 19時) (
レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)神楽(プロフ) - いつ頃陽泉の人たち出て来ますか？後すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2017年2月1日 22時) (レス) id: b032007654 (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 怜弥さん» ありがと！ (2017年1月17日 22時) (レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - ミューゼスさん» 全然オッケーだよ。 (2017年1月17日 22時) (レス) id: 8adddb581d (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 怜弥さん» 怜ちゃんのことだよ！名前だしてもいいなら書き換えるよ！ (2017年1月17日 21時) (レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミューゼス | 作成日時：2016年11月9日 21時
