話がしたい 327話 ページ18
緑間side
ザァァァ……
負けた。
Aに無様な姿を見られてしまったな…。
Aに技を教えてもらい技を、力を使いこなせていると思っていた。
なのにこのザマだ。
｢風邪ひくよ？ほら、傘!!｣
緑｢いらないのだよ。｣
｢いらなくない!!選手が風邪ひいたら迷惑なのはチームなんだから!!｣
グイグイと傘を押し付けてくる奴。
いったい誰なのだよ。
緑｢しつこ……A？｣
貴｢やっと目ｪ合わせてくれた。お疲れさま。真ちゃん!!｣
緑｢今名前で…!?｣
貴｢本気で戦ってる真ちゃん、かっこよかった。それに、秀徳もいいチームじゃん。それに高尾君だっけ？彼も凄い選手だわ。恵まれてるね!!｣
緑｢っ…｣
久しぶりに見たAの笑顔、自分に向かって発せられる明るい声。
これら全て、自分で捨ててきたのか…。
そうか…それがAを苦しめていたのか…。
緑｢A。｣
貴｢ん？｣
緑｢すまなかったのだよ…今まで苦しめていて…それに気付かずにさらに傷付けようとして…。｣
貴｢……。こちらこそごめんなさい、勝手に逃げたりして。ほんとに弱いのは私なのに…。｣
緑｢それはっ!!…違うのだよ。｣
貴｢…ありがと。｣
ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ
こんなときに…いったい誰なのだよ
貴｢どうぞ？｣
ﾋﾟｯ
｢あーーーミドリンひっさしぶりーーーー!!
どーだった試合ーー!?勝ったーー!?負けたーー!?あのねーこっちは｣
緑｢フーッ｣
ブツッ
あんな大声だ。Aにも聞こえているだろう。
貴｢…今の声、桃井さんだよね。｣
やはりな。
緑｢あぁ。｣
ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ
緑｢なんなのだいいかげんに…｣
貴｢出てあげなよ。なにか伝えることがあるのかもよ？｣
緑｢……。｣
｢んだよ暗ーなぁーさてはアレっしょ!?負けちゃった!?｣
緑｢…青峰か。｣
貴｢っ!!｣
まずいな…
高｢真ちゃーんもう先輩達行っちゃったぜー？｣
!!
タイミングがいい。
緑｢高尾!!Aを連れて落ち着けるところに行くのだよ!!｣
貴&高｢は!?｣
青｢おいっ!!Aがいるのかよ、おい!!｣
桃｢A!?嘘…!!｣
緑｢悪いがAの望みだ。｣
ﾋﾟｯ
高｢し…真ちゃん？どゆこと？｣
緑｢やっぱりいい。Aを返すのだよ。｣
高｢へいへい。エース様の仰せのままに。Aちゃん、震えてるよー。｣
緑｢大丈夫か!?A!?｣
貴｢だぃっ……じょぶ!!｣
本当に、無理をさせていたのだよ。
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ミューゼス(プロフ) - (名前)神楽さん» ありがとうございますっ！陽泉は…そうですね、頑張って今作品、グダグダしても次には出して行きたいと考えてます！もしよければどんな絡みが見たいとかありましたらお気軽にコメントください(*^^*) (2017年2月2日 19時) (
レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)神楽(プロフ) - いつ頃陽泉の人たち出て来ますか？後すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2017年2月1日 22時) (レス) id: b032007654 (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 怜弥さん» ありがと！ (2017年1月17日 22時) (レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - ミューゼスさん» 全然オッケーだよ。 (2017年1月17日 22時) (レス) id: 8adddb581d (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 怜弥さん» 怜ちゃんのことだよ！名前だしてもいいなら書き換えるよ！ (2017年1月17日 21時) (レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミューゼス | 作成日時：2016年11月9日 21時
