話がしたい 323話 ページ14
虹村side
帰りのヘリの中、Aは忙しく動いていた。
シャワールームで皮膚や髪についた返り血を洗い流し、新しい服に着替えて出てきた。
貴｢お先〜。｣
そう言いながらもどこか落ち着きがない。
剣｢ああやってお嬢は心を入れ替えているんだ。シュウも考えてみろ。即任務とバスケを入れ替えれるか？｣
虹｢…難しい、と思う。｣
暗殺もバスケも本気になってやりたい。
だからこそ、同時にすることは難しいんだ。
剣｢そういうことだ。緑間の試合を見たら落ち着くだろ。もしくは…さらに悪化するかもな。｣
虹｢!?｣
貴｢大丈夫…大丈夫よ…。誠凛は正邦に勝った…午後は秀徳と対戦…。テツヤとタイガは緑間君を倒してくれる。絶対…絶対よ…。｣
Aの顔はやっぱどこか不安気で、下手したらまたぶっ壊れてしまいそうだ。
虹｢落ち着け。俺は行かねぇけどよ、帰って来たら緑間の話も聞かせてくれよな。｣
貴｢…うん。｣
剣｢よし、こっから降りたら会場の体育館に近い。行ってこい!!帰りは拠点な。片岡も戻らせておくから。｣
貴｢わかった。いってきます!!｣
貴女side
ヘリを降りた時、カエデからもう始まってると連絡が来た。やっぱり少し遅かったか…。
貴｢この体育館のメインコート、ここか。｣
はいると凄い声援。さすがブロック決勝かな。
黄｢あ、Aっち!!｣
コートから目線を下ろすと黄色い髪の毛と黒いツン髪。
貴｢涼太とゆっきー先輩!!｣
笠｢おう！Aも見に来たのか！｣
貴｢はい！どうですか？試合の方は。｣
笠｢今3Qが始まったばっかだよ。スコアはだいぶ秀徳が押してる。｣
貴｢やっぱり…。｣
黄｢緑間っちはもちろんっスけど秀徳の10番が特に厄介っス。あの人、
だから今テツヤはベンチにいるわけね…。
秀徳の10番…高尾和成君。
1年のPG。持ち前の対人スキルから試合中の突然の状況悪化にも素早く気持ちを切り替えて対応しようとするなど、冷静で思慮深い一面も併せ持つ、それに鷹の目も持つとすると…面倒だ。
黄｢でも火神っちが緑間っちに食らいついていて…｣
本当にそうかな…？
貴｢いや、このままいったら誠凛は負けるよ。あとタイガ、今のままだったらちょっと色々ヤバイかも。｣
私が恐れていた仲間との勝利ではなく、勝利だけを求めるようになってきているようだから。
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ミューゼス(プロフ) - (名前)神楽さん» ありがとうございますっ！陽泉は…そうですね、頑張って今作品、グダグダしても次には出して行きたいと考えてます！もしよければどんな絡みが見たいとかありましたらお気軽にコメントください(*^^*) (2017年2月2日 19時) (
レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)神楽(プロフ) - いつ頃陽泉の人たち出て来ますか？後すごい面白いです！更新頑張ってください！ (2017年2月1日 22時) (レス) id: b032007654 (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 怜弥さん» ありがと！ (2017年1月17日 22時) (レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - ミューゼスさん» 全然オッケーだよ。 (2017年1月17日 22時) (レス) id: 8adddb581d (このIDを非表示/違反報告)
ミューゼス(プロフ) - 怜弥さん» 怜ちゃんのことだよ！名前だしてもいいなら書き換えるよ！ (2017年1月17日 21時) (レス) id: e7e8019847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミューゼス | 作成日時：2016年11月9日 21時
