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その声に私はピシリと固まった
「ユウちゃん…」
「マジカメに載せるんですか？あんまりリア充アピールすると嫌われるんで気をつけた方がいいですよ〜」
そんなつもりじゃ…と口を開きかけるも、結局何も言えず意味の無い息が漏れた
「てか太りそ〜」
隣に腰掛けたユウちゃんに警戒心が高まり、手が震える
「それより、全然ヴィル先輩に紹介してくれないじゃないですか。どういうつもりなの？」
「どういうって…」
「協力する気あります？私とヴィル先輩の恋」
ジトリと睨まれ肩がすくむ
あの日の言葉が未だ頭に残響としてこびりついていた
「後輩の恋も応援してくれないとか心狭すぎ」
「だって…」
「だって何？まさか自分もヴィル先輩の事好きだから私には紹介してくれないとか言うの？尚更心狭いんですけどーありえなー」
ちくちくと胸を刺す痛みに俯く
引き結んだ口がぐにゃりと歪んだ
色んな感情がごちゃ混ぜになって、私は訳も分からず涙を零してしまった
「はぁ？……あーあ、私が悪者って訳ね。泣けばいいとか思ってんの？まじウッザ」
「そ、んなつもりじゃ…」
「私男勝りで毒舌だからさー、やっぱり男子とつるんでる方が気楽だわ」
泣いてか弱い女の子アピールかよ。女ってマジでネチネチしててウザ
そう言って立ち上がるユウちゃん
彼女は丈の短いスカートを翻し、惜しげも無く生足を晒して去っていった
.
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.
.
それから
私はいつも以上に動き回って、働いて
悩みや悲しみに胸を曇らせる暇もないくらい目まぐるしく日々を過ごした
「こ、小鬼ちゃん？それはこっちでやっておくから休みな？」
「いえいえ！私に任せてください！」
「そんなに働くと！……って、行っちゃった…」
「欠員の穴埋めとは言え、貴方がモストロで働いてくれるとは。お礼に今夜の賄いは贅沢に…」
「あ！モストロの後は別の仕事あるから大丈夫！」
「は？貴方いつ休んでるんですか？」
「……仔犬、こんな時間まで働いてるのか…」
「汚れが気になっちゃって」
「……早く寝なさい」
色んな人に心配された
私はNRCに来てから、人の優しい部分にばかり触れていた
だから久しぶりに負の感情をぶつけられ、動揺してしまったんだろう
「村にいた頃の虐待と比べれば可愛いものかもしれないけど…」
夜の廊下の窓から空を見上げる
ランタン祭が明日に迫っていた
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くらげ - 待って、、、ロスカゲートじゃない、、、、、すみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！！！！ (12月3日 10時) (
レス) @page50 id: 09404ca91f (このIDを非表示/違反報告)
くらげ - "深淵の君"ってえ！？王子様がくるその日までのロスカゲートちゃん！！？？いろんな世界線ある！？やべぇ！！！これからも応援してます！！！！ (12月3日 10時) (レス) @page31 id: 09404ca91f (このIDを非表示/違反報告)
あ - 天才か 夜中に見て感傷に浸ってる (2023年1月10日 2時) (レス) @page50 id: af6608e558 (このIDを非表示/違反報告)
ふみ(プロフ) - ぷりんせす わんこ見たいです🥺 パスワード教えて欲しいです…作者様の作品が全部良すぎてお気に入りです。 (2022年12月19日 19時) (レス) id: ace6ee2d95 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - ぷりんせすわんこ見たいです...🥺パスワード教えてほしいです...作者様の作品全部が神すぎて..... (2022年12月4日 15時) (レス) @page50 id: b8f7239a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾆﾉｺｺ
| 作成日時：2021年10月12日 15時
