【まふまふ】音楽の知識は皆無ですが？【歌い手】

４話 ページ6

扉の方を見ると相川さんがいて、亮太の服を着てた


「あ、服、気づいてくださったんですね

よかった

サイズのちょうどいいですね」


「服、ありがとうございます」


「おい！！

あれ、俺のじゃんか！！」


「え？

聞こえないなぁ・・・

つか、お風呂行きなよ」


「あぁ

行ってくるわ

・・・って服！！」


「乾燥機かけていいよ」


「さんきゅ」


服に関しては亮太は納得してお風呂に行った

未だ、立ってる相川さん


「あの、どうぞ

座ってください」


「あ、どうも」


「お茶、入れなおしてきますね」


「いや、お気遣いなく・・・」


キッチンに向かってお茶を入れなおして相川さんに出す


「あ、今日は突然お邪魔してすみません」


「いえいえ

ここに来た経緯は聞きましたんで・・・

楽器引けるんですか？」


「はい、少しなら・・・」


「すごいですね！」


「亮太さんの妹さんなら楽器くらいできるんじゃ・・・？」


「いやぁ

楽器はできないです

音程のない打楽器ならなんとか・・・」


「そうなんですか？

意外です」


「あの、何歳ですか？」


「２３歳です

相川さんは？」


「２４です」


「私の方がしたなんですね

あ、タメ語でお願いします」


「うん

わかった」


相川さんが自然に笑った瞬間だった

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