#43着席 ページ46
ウェイトレスさんに席まで案内してもらう。
「うわぁ、すごい！！」
大きなガラス窓からは、スカイツリーが見えた。もちろん、根元の部分だけ。すごいすごい！！もうすぐであれにのぼれると思うと、とってもワクワクする。
ジ「おー、すごいやん！さとちゃんのチョイスやっぱさすがやな！」
さ「・・・お前いい感じに褒めればAの隣に座れるとか思ってる？」
やべバレた、とジェルくんが舌を出した。・・・窓際座りたいのかな？
「ねぇ、私が、窓際座ってもいい？」
ジ「ん？あー、えーよえーよ！座り座り！」
ジェルくんの言葉に安心した。私が席に座るとジェルくんがするりと隣に座ってきた。
こ「え！？何、結局ジェルくん隣なの！？」
ジ「1番の平和的解決やろw・・・何、ころんAちゃんの隣に座りたかったん？」
こ「は！！？？ちげぇよ！！・・・こっちめっちゃクーラーの風あたるから！！」
ジェルくんはどうやら動く気はないらしい。それを悟ったのか、お兄ちゃんところちゃんはいかにもしぶしぶといった様子で反対側に座った。
さ「Aメニューとって」
お兄ちゃんにメニュー表を手渡した。
ジ「俺この店初めてきたから何が美味しいとかわからんなー。さとちゃん俺のも決めてーや」
「あ、わたしも！おいしいやつ選んで！」
お兄ちゃんが選んでくれたやつなら絶対外れない。絶対おいしい！！
こ「・・・僕は自分で選ぶ」
「ころちゃんこのお店きたことあるの？」
こ「え、ない」
・・・。謎だ。おいしいものぐらい自分で選べるから！ところちゃんが鼻息を荒くした。その自信はどこからくるんだろう。
4つのコップを用意して、水を注ぐ。
さ「え？A水でいいの？いつもドリンクバー頼んでコーラがぶ飲みしてんのにw」
こ「え、そうなの？wがぶ飲みは引くwww」
うーわ、なんで今そういうこと言うかな！？せっかくみんなの分水用意して大人のレディな感じだそうと・・・！
さ「怒んなってwwwごめんw」
お兄ちゃんの分の水は用意しなかった。怒ってるぞ！水を一気に半分ぐらい飲む。
さ「ねー、俺も喉乾いたー！」
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Mona@イキり同盟(プロフ) - 初コメ失礼します！のりさんの小説は、良い意味で暗い感じがシリアスで面白いです！これからも体調に気をつけて更新頑張ってください！(*´ω｀*)長文失礼しました！ps'因みにイキってないです(笑) (2020年3月31日 20時) (
レス) id: 24e03cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
じんじん(プロフ) - 続編おめでとうございます！莉犬くんの活躍楽しみにしてます♪ (2020年3月31日 16時) (レス) id: ddfea8250b (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 続編楽しみです！毎話面白く、毎日この小説を読みに来てます！ (2020年3月31日 14時) (レス) id: 0d4cdffdc2 (このIDを非表示/違反報告)
*紫月璃優*(プロフ) - 続編おめでとうございます！！続編も頑張ってください、楽しみにしてます！！毎回この作品通知に来てないかなと五分に1回程度は見てしまうほどこの作品愛してます！！w (2020年3月31日 9時) (レス) id: 0df71cded5 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 毎回楽しみにしています。さとみくんの切なさに涙が出そうです。。 (2020年3月30日 18時) (レス) id: 5916594f72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のり | 作成日時：2020年1月7日 12時
