#42ため息 莉犬side ページ45
莉犬side
「はぁ・・・」
なんかもう、ため息しかでねー。
さ「莉犬？どうした？」
「うわ！！さとみお前寝てたんじゃ・・・！？」
いつのまにか隣には、さっきまでAの横で寝てたはずのさとみがいた。
さ「さっき起きた。なんかAとなーくん2人で曲聴いてて、話すやついなかったから。・・・で？莉犬どうした？」
さすが最年長、みんなのお兄ちゃんさとみ。こうゆう、誰にでも気配りできる人が女の子は好きらしい。今だって、ほんとうに心配そうに俺を見てくる。
「なんもねーよ。お前はジェルのとこにでもいけば！」
ーーーAのお兄ちゃん、さとみ。無条件で近くにいられるそのポジションが羨ましい。
さ「ジェルの扱いwwwまあなんもねーならいいけど」
なんもあるよ！！Aに抱きつこうとしたのをるぅとくんには邪魔されるし、なーくんたちの悪ノリのせいでAに情けないとこ見られたし！！！
「・・・はぁ」
ほんとに、ため息しかでねー。
そのあと、ジェルがなーくんにへんな熱の測り方をして、るぅとくんが怒った。るぅちゃん怖っ。
同じように、「るぅとくんやばいじゃんw」と笑いつつ彼の黒いオーラにびびった様子のころちゃんが俺の隣へきた。
「・・・莉犬くんは、Aが好きなの？」
え！！？？・・・そ、そうなのかな。なんか俺と一緒にいてほしい！って強く思うけど、す、好き・・・、っていうのかな。
「僕！？僕もかわいい子は好きだけどAみたいに胸ない子は無理！！」
・・・ほんと、ころちゃんらしいね。照れ隠しに一言余計なことを言っちゃうのも、
ほんとのことを、言わないのも。
駅から出る。途端にうだるような暑さが俺を襲ってきた。人の多さにびっくりしてる様子のA。俺が守ってあげなきゃ！！
でも、いつのまにかさとみがAの手を握って、一緒に歩いてた。お兄ちゃんだから？なんだよそれ！！俺だってAの手握りたい！！！
そのあと、さとみが調べてくれた店でお昼にしよってなった。俺は4名様の壁に阻まれ、Aとのお昼ご飯を逃した。
る「僕はお寿司がいいです」
あ、これなーくんおごらされるやつだwww
てゆーかジェル！！！！！なんでお前がちゃっかり勝ってんだよ！！！
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Mona@イキり同盟(プロフ) - 初コメ失礼します！のりさんの小説は、良い意味で暗い感じがシリアスで面白いです！これからも体調に気をつけて更新頑張ってください！(*´ω｀*)長文失礼しました！ps'因みにイキってないです(笑) (2020年3月31日 20時) (
レス) id: 24e03cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
じんじん(プロフ) - 続編おめでとうございます！莉犬くんの活躍楽しみにしてます♪ (2020年3月31日 16時) (レス) id: ddfea8250b (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 続編楽しみです！毎話面白く、毎日この小説を読みに来てます！ (2020年3月31日 14時) (レス) id: 0d4cdffdc2 (このIDを非表示/違反報告)
*紫月璃優*(プロフ) - 続編おめでとうございます！！続編も頑張ってください、楽しみにしてます！！毎回この作品通知に来てないかなと五分に1回程度は見てしまうほどこの作品愛してます！！w (2020年3月31日 9時) (レス) id: 0df71cded5 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 毎回楽しみにしています。さとみくんの切なさに涙が出そうです。。 (2020年3月30日 18時) (レス) id: 5916594f72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のり | 作成日時：2020年1月7日 12時
