#33キラキラな彼ら ページ35
日焼け止めを塗り、化粧もして、またころちゃん家へ向かった。
そこには、莉犬くん以外全員揃っていた。
「わあ、みんなおしゃれ・・・」
イケメンたちのきらきらオーラがすごい。ここはどこのアイドル事務所ですか？感嘆の声をもらすと、なーくんが笑った。
な「あはは、よかったねジェルくん」
ジ「いや、俺別にあのままでもよかったんやけどなー」
る「あんなダサい格好の人と僕は歩きたくないです！」
話を聞いていると、どうやらるぅとくんがジェルくんの服まで自分の服の中から選んでくれたようだ。
こ「莉犬くん遅くない！？僕もうお腹減ったんだけどー！！」
ジ「ペットとじゃれてたら時間忘れてたらしいで」
る「まあいいじゃないですか、莉犬もう家でたらしいですし」
お前莉犬には優しいな、とジェルくんがるぅとくんに絡む。まあそうですね、とるぅとくんがしれっと答える。ほんとに、みんな仲良いな。
スマホを見る。さっき家で充電できたから、今日1日は充分持つだろう。
おそるおそる、ネットを開く。
さ「ほら、莉犬もうすぐくるから、荷物の最終チェックしろ」
「あ」
お兄ちゃんにスマホを取られてしまった。返して、とお兄ちゃんを見る。
さ「・・・余計なこと知らなくていいから。お前が不安定になったらこっちだって困んだよ。明日生放送なんだから、それまでエゴサとかすんなよ？」
「・・・・・・うん。」
ちらっと見えてしまった。お兄ちゃんのTwitterのフォロワー数が、一気に減ってた。わたしのせいで。
な「んー、俺そんなお腹減ってないかなー」
こ「え、嘘！？だめだよなーくんもっとたべなきゃー！僕が大食いみたいじゃん！」
ころちゃんの大きな声にびっくりした。たしかになーくんは他のメンバーに比べて細い。
ジ「まー俺はどんななーくんでも愛してるで？」
・・・・・・。りすなーさんたちはこんな会話を聞いたらドキドキするのだろうか。残念ながら、ジェルくんの言葉を聞いた瞬間にころちゃんの後ろにさっと隠れたなーくんを見てしまったわたしは、「なーくんも大変だな・・・」としか思わなかった。
る「莉犬、もう着くみたいですね！」
な「お、ほんと？じゃ、莉犬くんがきたらいよいよ出発だね！」
・・・すごくドキドキしてきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 402人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mona@イキり同盟(プロフ) - 初コメ失礼します！のりさんの小説は、良い意味で暗い感じがシリアスで面白いです！これからも体調に気をつけて更新頑張ってください！(*´ω｀*)長文失礼しました！ps'因みにイキってないです(笑) (2020年3月31日 20時) (
レス) id: 24e03cbe5d (このIDを非表示/違反報告)
じんじん(プロフ) - 続編おめでとうございます！莉犬くんの活躍楽しみにしてます♪ (2020年3月31日 16時) (レス) id: ddfea8250b (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 続編楽しみです！毎話面白く、毎日この小説を読みに来てます！ (2020年3月31日 14時) (レス) id: 0d4cdffdc2 (このIDを非表示/違反報告)
*紫月璃優*(プロフ) - 続編おめでとうございます！！続編も頑張ってください、楽しみにしてます！！毎回この作品通知に来てないかなと五分に1回程度は見てしまうほどこの作品愛してます！！w (2020年3月31日 9時) (レス) id: 0df71cded5 (このIDを非表示/違反報告)
海(プロフ) - 毎回楽しみにしています。さとみくんの切なさに涙が出そうです。。 (2020年3月30日 18時) (レス) id: 5916594f72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のり | 作成日時：2020年1月7日 12時
