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元帥のお言葉で幕を降りた取っ組み合い
今はソファに座っている
貴「…」
ガ「…」
「わかっとるんじゃろうな」
真剣な顔のガープ中将
貴「…うん」
ガ「もし、エースのことがばれてしまえば、御前はただじゃ済まん、ましてやロジャーの息子だ」
貴「…」
ガ「…御前も、殺されるぞ」
貴「…、……、でも、子に罪はない」
目を丸めたガープ中将に笑って見せた
貴「そうでしょ？」
ガ「…そうじゃな！」
そう言って私の頭を撫でたあと、部屋を出ていった
分かってる、分かってるんだ
でも子に罪はない、そう言ったのはエースのお父さん
それなら、私は必ずエースを守ってみせる
.
.
.
時は流れに流れて、私の誕生日が明後日に迫った
私は今、エースと会う島に向けて波に揺られる途中だ
前方に見えている島に心踊らせる
港に船をつけて、その日は船のなかで眠りについた
。
電伝虫の音で目を覚ます
貴「ん"ん、…もしもし、」
エ「寝てたのか？」
貴「エース？」
エ「ああ、もう島についたぞ！！」
貴「本当に！？私今港にいるよ！！」
エ「わかった、すぐ行く！」
切れた電伝虫を鞄の中に入れて、船を降りた
「名前ーーー！！！」
私の名を呼びながら手を振るエースに駆けていき、勢いよく抱きついた
貴「エース！」
エ「おぉっ、……、元気にしてたか！！」
貴「エースこそ！」
ぎゅうぎゅうと抱き合いながら、昔より体温が高くなったエースの胸板に頬をすり付けた
貴「会いたかった」
エ「…、俺も」
今までにないくらいに幸せで、頬が緩んだ
顔を上げればエースも嬉しそうに微笑んでいる
私は思わずその唇にキスをした
エ「なっ、ななな、な、」
貴「よし、島巡りしよう！」
真っ赤になったエースをよそに、街の方へ足を進めた
負けず嫌いなエースのことだから、私がキスをした後は大変で、まわりの人が見ているにも関わらず不意打ちを狙って何度もキスをしてくる
貴「っん、…もういいってば！」
エ「え〜、だって会えなかったぶん今しねェと」
茹で蛸みたいだったやつがよく言うよ
その日はエースとご飯を食べて、色んな店を見た
夜は私の船で迎えることにした
。
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過激派ちゃん(プロフ) - あぁ…すごく面白い……(泣)私こういうの結構好きで好きで…(泣)3時間で！全部読んじゃっいました☆ 番外編楽しみに待ってます！ (2020年1月8日 21時) (
レス) id: 3a6392dacf (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 幻 闇波さん» 読んでくださり、ありがとうございました！！申し訳ないです(涙)本当はもっと違う終わりかたにしようと思ったのですが、幸せになってほしいという意見をいただいたので、こういう終わりかたにさせていただきました、番外編を書きはじめたら必ず幸せにします！！ (2019年9月28日 16時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
幻 闇波 - 完結ですかぁ････もっと読んで居たかった････夢主ちゃん幸せになってね。 (2019年9月28日 9時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 夜月レナさん» 読んでくださり、ありがとうございます！！そう言ってもらえて、嬉しい限りです(涙)こちらこそ、ありがとうございました！！！ (2019年9月27日 22時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
夜月レナ(プロフ) - 素敵な小説をありがとうございます。とても感動しました。感謝です。 (2019年9月27日 22時) (レス) id: cc38b551b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2019年9月21日 7時
