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胸に突き刺さったハートの矢を引き抜いた
貴「年明けくらいに行けたらいいな、とは思ってるよ」
エ「…そうか、」
なんだか落ち込んでいるような声色にまた胸に矢が刺さる
貴「会いに行くから待ってて」
エ「…ん、」
そのあとすぐにエースは寝息をたて始めた
私はというと、なんとも言えない感情に悶えていた
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新しい年までに、と意気込んで居るのか年末に近づく連れて、海賊の動きが活発になってきた
毎日毎日海賊を討伐していると、年明けを前に私は中将へ昇格した
中将に昇格して初めての仕事であり、今年の仕事納めの日
また私は海賊討伐に向かった
意気込んでいる海賊なだけあって、なかなかの手慣れだった
朝っぱらから交戦し、決着がついたのは昼すぎ
海軍が勝利をおさめたものの、重傷者ばかりだ
私は無傷だ
と言えるわけもなく、腹部に弾丸が二つ、埋まっている
しかし、骨の折れている者や切り傷から身がむき出しになっている者を置いて治療を受けるほどの覚悟はなく、柵に手をついて何とか体を支えた
今日は黒のスラックスに、赤のカッターシャツで、血はあまりわからない
長らくそうしていると、漸く本部に着いた
事態を聞き付けた本部の医療隊員達が部下を運んでいく
「名前中将！負傷者は運び終わりました！」
貴「ありがとう、…ついでに、私も、…」
連れていってくれ、と言う前に脚に力が入らなくなって倒れた
「名前中将！？」
焦った医療隊員が私の体を起こす
貴「ごめん、…私も、連れていってくれ…、大丈夫、肩を貸してくれれば歩けるから、」
そう言って起き上がろうとすれば
「何が歩ける、だ。今倒れたやつがよく言う」
そう聞こえて、体が浮いた
貴「…、おつかれさま、です」
ス「ああ、これからもっと疲れるがな」
貴「……ごめん、なさい、」
スモーカーさんの腕の中で意識を飛ばした
。
目を覚ませば空は真っ暗
あ〜、さっきまで明るかったのにと思いながら起き上がれば腹部に激痛が走った
思わず腹を押さえて体を前に倒す
ス「…、何してんだてめェは」
目線を上げればスモーカーさんがお盆を手に私を見ていた
え、なに、看病してくれるんですか、好き
。
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過激派ちゃん(プロフ) - あぁ…すごく面白い……(泣)私こういうの結構好きで好きで…(泣)3時間で！全部読んじゃっいました☆ 番外編楽しみに待ってます！ (2020年1月8日 21時) (
レス) id: 3a6392dacf (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 幻 闇波さん» 読んでくださり、ありがとうございました！！申し訳ないです(涙)本当はもっと違う終わりかたにしようと思ったのですが、幸せになってほしいという意見をいただいたので、こういう終わりかたにさせていただきました、番外編を書きはじめたら必ず幸せにします！！ (2019年9月28日 16時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
幻 闇波 - 完結ですかぁ････もっと読んで居たかった････夢主ちゃん幸せになってね。 (2019年9月28日 9時) (レス) id: f946edc931 (このIDを非表示/違反報告)
きなこもち(プロフ) - 夜月レナさん» 読んでくださり、ありがとうございます！！そう言ってもらえて、嬉しい限りです(涙)こちらこそ、ありがとうございました！！！ (2019年9月27日 22時) (レス) id: 9854bed933 (このIDを非表示/違反報告)
夜月レナ(プロフ) - 素敵な小説をありがとうございます。とても感動しました。感謝です。 (2019年9月27日 22時) (レス) id: cc38b551b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2019年9月21日 7時
