涙で枕を濡らすなら【ONE PIECE】

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忙しい日々が続いた



それでも、エースから掛かってきたときはいつでも出られるようにと、コートの内側のポケットに電伝虫を常備している




想像していなかったほどに掛かってくるもので、今ではエースやルフィの色んなことを知っている





他にももう一人兄弟が居たことや、不確かな物の終着駅が燃やされたこと、ルフィとあの獣を倒しただとか、ダダンさんがうるさいだとか



エースが弱っているときは慰めた

俺に誕生日を祝ってくれるやつなんて居ない、そう聞いた私はすぐガープ中将に聞きに行った




ガ「エースの誕生日？１月１日じゃが、」


貴「ありがとう！！」





私はすぐ元帥室に向かった




11月の中旬だから、もしかしたら休みをとれないかもしれない


これ以上他の誰かが休みを取る前にと年末２日と年始の三日、休みをもらいにいけば




セ「まだ人手は足りているからな、許可する」




と、快く？許可をもらった




ガープ中将に自慢しにいけば、「ワシもとってくるわい！！」そう言って部屋を駆け出した









ま、私がぎりぎりだったみたいでガープ中将はげっそりしながら帰ってきたけど






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今日の仕事も一段落して、食堂で夕食を食べているとスモーカーさんとクザンさんが来た



スモーカーさんは前に、クザンさんは右側に座る




左側は勿論壁だ





貴「お疲れ様です！！」


ク「お〜、おつかれ」


ス「あんたは仕事してねェだろ」




上司にそんな口をきくスモーカーさんに冷や汗を垂らしていると




ス「そういや名前、年末、31日空いてるか」


貴「31日？」


ク「そうそう、何人かで飲みに行こうって話なんだけどさ」


貴「あ〜…」


ス「なんだよ」


貴「いや、30〜3日まで、休暇を取りまして」


ス「は？」


貴「休暇を取ったので、年末年始此処には居ないです」


ク「なんで！？」


貴「え、なんで…と言われても、」


ス「…男か？」


ク「えぇ！？そうなの！？」


貴「男と言えば男ですけど…、弟の誕生日なので、そのお誘いは断らせていただきます。また今度誘ってください！」


ス「チッ」


ク「残念だ…」




なんだか暗い雰囲気が漂うなかで夕食を済ませてから自室に戻った




エ「名前〜？」


貴「ん〜？」


エ「…」


貴「なに？」


エ「…つぎ、いつ来るんだ？」






え、なにかわいい




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