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病院-2 ページ12

JIN side


病院でホソクが目覚めるのを待っていた僕らの沈黙を破ったのはジョングクだった


JK「うぁッ、うっ、はぁッ、、ううぁああ!」


僕らはみんないきなり過ぎて大慌て、
みんな、どうしたっ?とか大丈夫?とかしか声を掛けられない、
もちろん僕も…


息が荒く、多分我を失ってる…
唸り声をあげて立っている足がおぼついている


ジョングク大丈夫ッ?




ジョングクの症状はどんどん悪くなっていく
顔は青白く、息もろくに出来てない


SG「ジョングク…ちゃんと息をすえ
深呼吸だ
じゃないと、死ぬぞ?
スーハースーハー、そうだ」


ユンギの的確な一声で段々、ジョングクの症状は収まっていった



JK「すみません…ヒョン、」


SG「いや、お前が責任感じてるのに気づいてたのに何もしてやれなくてごめんな」



ユンギは凄い…
僕はホソクの事しか考えてなかったのに、ユンギはホソクのことも他もメンバーのことも気にかけて…




僕、長男失格かな…




クオズの2人がジョングクの隣に席を移動して肩を抱いている


良かった、落ち着いたみたいで



ふとユンギを見ると、周りにバレないようにしてるけど手が震えていた



(ここは僕がケアしてあげなきゃ!)



僕はユンギの隣に座って頭を撫でて小声で
「ありがとう、大丈夫だよ」っていってユンギの膝に手を添えた



こっそり「僕、長男失格かなぁ?」って聞いたら

SG「?、長男はジンヒョンだけですよ」

って言ってくれた
やっぱりユンギには敵わないな…


僕まで無意識に元気にしてくれるんだもん

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作者名:ランファ | 作成日時:2016年11月21日 22時

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