前前世はポートマフィア。前世は××。今世は探偵社。【文豪ストレイドッグス】

告白 ページ7

貴方side

中「〜ッ糞！さっさと話せ！」

苛立ったように中也が叫ぶ。

部下が危ないと知って焦っているんだろう


貴「本当に部下思いの良い上司だね、中也。

じゃあ云うけどね、私は湊A。

前前世にポートマフィアの幹部補佐してました。


覚えてるでしょう？」

中「だから手前はその名前を…！」

貴「じゃあ何云えば信じてくれるの？太宰を泣かせた女の名前と連絡先？」

冗談半分で太宰の弱みをチラつかせると

中「よし、手前はAだ。正真正銘Aだ。…でも何でそんなに容姿変わってンだ？

身長も俺より低くなってる…。」


即信じた上にもう部下の事忘れてない？大丈夫？？

貴「…あー、うん。それは前世で、ね…。HAHAHA…」

前世の事は絶ッ対に太宰には云いたくない！中也ならまだいいかな、今度話そ。


中「ふーん、まァいい。じゃさっさとあいつら運ぶか」



貴「あ、異能解除するね。そんでもって私帰るね！！！部下達よすまん！！！」



排除したと共に足に激痛が走るが、それを気にせずにマフィア時代に見つけた秘密行路に駆け出す。

中也が向こう側で叫んでいるのは気のせいだろう。



……………………………………………………………………

＿報告は以上です。


静かな部屋の中谺響する声。


＿＿＿＿＿そうかい、それじゃあ次の仕事だ。分かるね？


＿＿＿はい、湊Aをポートマフィアに連れ戻せ、ですね？


＿＿＿＿＿そう、彼女はポートマフィアに必要な人材だからね。


頼んだよ、中原君。



＿＿お任せ下さい。首領(ボス)



＿＿＿それから………私のエリスちゃんの秘蔵写真が無くなったのだけど知らないかい！？？！



＿＿＿…十中八九Aかと。

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