前前世はポートマフィア。前世は××。今世は探偵社。【文豪ストレイドッグス】

嘘だドンドコドーン…… ページ27

貴方side

芥「…！真逆、貴女が…！」

目を開き此方をマジマジと見つめる芥川君。

貴「ふふ、おっきくなったね！りゅー。銀は元気？？あ、お墓参り有難うね！」

なでなでー、と頭を撫でる。いや、身長伸びたな…。

因みにりゅー、とは愛称だ。芥川、とか長いし苗字呼びは堅苦しいとマフィア時代から愛用している。

芥「…！……A、さん。

久方ぶりに御座います……」

ふ、と表情を緩め挨拶を交わす。

貴「うんうん。んで…、何で？」

真逆ポートマフィア？？いやー、流石に無いな。…え？嘘だよね？

芥「御察しの通りです。」

貴「う、嘘だドンドコドーン……」

芥「嘘ではありませぬ。」

と、そんなこんなで連行なうです。
逃げないのかって？

だってらしょもんが離してくれないんだもの♡(白目)


…そして、車に乗せられ早数分。

ポートマフィアのビルに着いた。

上昇機で首領の居る最上階へ向かう。

芥「首領、芥川です。」

首「入り給え」

りゅーがドアを開ける。

首「…あの、芥川君？あの、それは…？」

首領が惚けた様に云った。それに対しりゅーは、平然と答える。

芥「？Aさんですが…。」

首「違うよ！！その格好だよ！！！何で下着なの！！？？」

「「あっっ。」」

エ「リンタロウー、お菓子食べた……ぃ…(思考停止)」

貴「エリーがショートした！！！」

首「あわわ、ふ、服！！」


〜お着替え中〜


貴「………首領ってやっぱり変…？」

今着ているのは白色のドレス。
エリー用だったんだけどサイズ間違えてしまったんだって。

てか何で服の存在忘れてたんだ？

エ「わぁ！とっても似合っているわ！！A！！」

貴「ありがとうございます、エリーお嬢様」

エ「エリーのままでいいのよ？」

貴「では、エリー。」

一つ云っても良い？
ほんとにこれ首領の異能？？？？
何この可愛さ。萌える。ちょ、首領の気持ち少しわかる。

首「ﾊﾟｼｬ((

…では湊くん。早速本題に入りたいのだが…」

貴「なんです今のﾊﾟｼｬは。」

首「………。…湊くん。早速本題なのだが」

無 視 か よ

首「こちら側(ポートマフィア)に戻る気は無いかい？」

貴「…えぇ…？なんでです？？

だって私1度死んでますし、マフィア側の人間とは無関係の筈です。」

突然の誘いに困惑する。どうして今更？

首「そうだね、けど…君はここの情報を沢山握っている。只では返せないのだよ。」

辺りが冷たくなり、背後からジャキンと、銃が構えられた。

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