影山にバレーを教えたのはあの人の妹【かきくトリオ】【ハイキュー!!】 (ページ10)

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これは絶対に怒ってる

逃げないと私今日が命日になる

『あ､今度はトイr｢ごめん!!｣

ん？

謝ってる？

誰に？

私に？

｢さっきAが新山女子から推薦がくるかもしれなかったってこと聞いたの｣

｢それにAが私達のことすごく考えてくれてたことも聞いた｣

｢それなのに私達妬んで酷いこと言った｣

｢うちらは口だけで努力なんてしてこなかっただけなのに｣

｢｢｢｢ほんとにごめん!!｣｣｣｣

『え…謝らないで？

私もずっと勝てればいいと思ってて全然周り見えてなかったし

美緒たちのこと下手って言ったし

謝るのは私の方だよ』

｢ううん､うちらは下手だから

ほんとだったらAがキャプテンだったけどリベロはできないからうちがなっただけで全然キャプテンらしいことできなかった｣

『そんな…私は美緒がキャプテンで良かったと思ってるよ？

周りよく見てて冷静だし､毎日遅くまで残って練習してチームの欠点を補おうとしてた

そんな人そうそういないよ？』

｢A…｣

『真穂には私がコートに居れない間の守備を安心して任せられた

瑞希はエースとしてプレッシャーあったと思うけどたくさんのボールを打ちきってくれた

桜のブロックのお陰でレシーブもしやすかったしどシャットも決めてくれて助かった

それなのに私はみんなに感謝を伝えるよりも先に貶した
ほんとにごめん

みんなで､最後に全国行きたかったっ！』

｢Aっ…｣

私達はその後抱き合って声を上げて泣きじゃくった

ほんとはもう泣かないつもりでいたんだけど悔し涙だけじゃないからいいかな