影山にバレーを教えたのはあの人の妹 【かきくトリオ】【ハイキュー!!】

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やばい､顔熱い



こんなんじゃ変に思われちゃう



ちょっとだけ顔洗ってこう…



｢Aちゃーん？だいじょーぶー？


…って顔赤いよ？熱あるんじゃない？？それともボール当たってた？｣



『あ､いえ､大丈夫ですよ〜』


よりにもよって及川さんが来ちゃった


平常心大事｡

何も悟られるなっ！私！



｢ほんとにー？

Aちゃん変なところで強がるから心配だよ｣



『ほんとに大丈夫ですよ〜

ご心配をおかけしました』



｢うーん…それならいいんだけど

あんまり関わってると岩ちゃんに殴られるし

とりあえず気をつけてね！｣



『ありがとうございます』


最後まで笑顔で冷静に対処できました

偉いぞ､私


というか今日はマネージャー(仮)できてるのに何もしてないじゃん！
もう練習始まってるって言うのに

急がねば





｢なんだよ､今日の国見絶好調じゃん笑笑｣



｢自分でもそう思う｣



｢なんかいいことあったのか？｣



｢まぁな｣



｢へー､国見がそんなこと言うの珍しいな｣



ぅわーお

ドアの1番近くでスパイク練かーい

しかもなんか話してるし


水入れるボトルこっちにもうあるしこっそり聞いちゃおうかな？


決して盗み聞きなどではない



｢どんなことだよ｣



｢好きな人(・・・・)にいいもの貰った｣



｢え｣



え



｢国見…好きな人いたのか…｣



｢いちゃ悪いのかよ｣



初耳ですよ､初耳学ですよ←



｢だって､恋愛とか興味無さそうにしてたからさ｣



｢んー､まぁ人のは興味ねぇな｣



人のは興味無いのか



｢で？｣



｢？｣



｢ズバリ誰よ？｣



｢言わない｣



いや､気になるじゃん



｢えー､教えろよー｣



｢じゃあヒントだけやるよ｣



｢よっしゃ｣



女子同士ならわかることも多いはず



｢モテる｣



｢なんのヒントにもならねぇ｣



それな？

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