影山にバレーを教えたのはあの人の妹【かきくトリオ】【ハイキュー!!】 (ページ34)

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明るい

いつもここでバレーをしてた

たった一日､

たった一日バレーをしてないだけで懐かしく感じる

休養日はあったのにな

引退したからかな

｢やれば？｣

『え？』

｢バレー､したそうな顔してたよ｣

『まじか』

｢まじ｣

『やる』

｢おう｣

制服の下は癖でTシャツとハーフパンツをいつも履いてる

他の人の目なんて気にならなかった

今はただ､バレーをやりたいと思う

｢1年､スパイク練習するぞ｣

そこら辺にいた1年生を何人か捕まえてスパイク練習をするっぽい

…上等！

｢え､打っていいんですか!?｣

｢そうだけど？｣

｢大丈夫ですか？3年生とはいえ女子相手っすよ？｣

あ､舐められてる

1年生君達､身長が高いからって舐めるんじゃないよ！

｢1年はコイツの試合見たことないのか…

春季は会場別だったし中総体(このまえ)はほとんどなんもしてねぇし

なぁ？｣

くそっ！ニヤニヤしながら聞きやがって!!

でも正論すぎて返す言葉がない

｢コイツは宮城No.1リベロ､ゴリラだ｣

『誰がゴリラじゃ､おい』

｢でも､男子にも高校生にも負けねぇぐらいの実力だ

…それに｣

｢｢｢それに？｣｣｣

｢………いや､この話はまた今度な｣

『え､私が気になる』

｢長くなるから｣

あ､なんとなくわかった

お兄ちゃんのことだ

あきなりに気を使ってくれたんだ

『ありがとね､あき』

｢…ん｣