【テニプリ】天才少女は不二の“いとこ”です♪

第6話♪ ページ8

これが決まればリョーマくんの勝ち

桃城「(まいったなぁ、長引いちまった。早く仕留めねぇと。)」

越前「まだまだだね。」

リョーマくんがラケットを左に持ち変えた

リョーマくんも左利きなんだ…

桃城「ちょっとタンマ！」

越前「え？」

桃城「や〜めた！もういいや。」

皆「「えぇ！？」」

桃城「このへんで勘弁しといてやるよ！」

越前「…別にいいけど。」



水野「凄いよ、リョーマ君」

加藤「僕びっくりしちゃったよ。」

堀尾「越前、お前どこのクラブに入ってたんだよ？」

越前「寺」

3人「寺？」

桜乃「ちょっと朋香ちゃん」

朋香「初めまして。この竜崎桜乃の親友の小坂田朋香です。よろしく！」

越前「は？」

桜乃「こんにちは、リョーマ君。この間はどうも。」

越前「竜崎桜乃って、誰だっけ？」

桜乃「えぇ！？誰って、覚えてないのね…ショック…」

竜崎「いいのかい？桃城」

桃城「お、ばあさん。」

竜崎「このままじゃ、あの1年坊主になめられっぱなしだぞ？」

桃城「そうかもしれないっすねぇ。」

竜崎「よく言うねぇ。右足の捻挫さえ治ってれば、お前なら…」

桃城「いや、あいつ気づいてましたよ。最初っから。」

竜崎「ﾌｯ そうかい。」

桃城「先輩相手に利きの手と逆の手でやりやがって。ハンデのつもりかい。怖いねぇ。」

桃城先輩が歩いて行った

A「私も帰ろ〜」

竜崎「ちょっと待ちな。」

A「？」

竜崎「お前、男子テニス部すすめられたんだろう？女子テニス部の部長から聞いたよ。」

A「あ、はい。まあ。」

竜崎「名前は？」

A「不二Aです。」

竜崎「(不二…なるほど。この子か。)分かった。覚えておくよ。」

竜崎先生が校舎の方に歩いて行った

in家

A「ただいま〜」

不二「おかえり」

A「あ、周くん！帰ってきてたんだ」

不二「うん。どうだった？青学は」

A「なんか、男子テニス部にすすめられてさ。」

不二「ｸｽｯ やっぱり」

A「やっぱりって？」

不二「Aは強いからね。」

A「そう？周くんより強い自信はあるけど…」

不二「僕に勝てる人は、そうそういないよ。」

A「ふ〜ん…」

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