【テニプリ】天才少女は不二の“いとこ”です♪

第33話♪ ページ35

杏「橘杏。ムッツリ橘の妹だよ^^ところで、あなたは？」

A「え？あ、不二Aです。」

杏「へ〜不二君の妹？」

A「いえ、いとこです。」

杏「そっか、よろしく^^」

A「こちらこそ、よろしくお願いします^^じゃ、私はこれで。」

杏「うん。またね。」

桃城「もう少しで試合始まるからな〜！」

A「は〜い」


私はテニスの壁うちのところに来た

A「…誰もいないね」

バッグからラケットとボールを出し、壁うちを始めた

ボールがだんだん速くなってくる

…なんで事故の様子が夢に何回も出てくるんだろう…

1回手を止め、ボールを手に取った

お父さん、お母さん…なんで私だけ…

A「っ！」

一瞬、頭に激しい痛みが走った

A「はぁ…考えるのやめよ。」

私はラケットとボールをしまい、コートに戻った


inテニスコート

試合はもう始まっていた

不二「おかえり^^」

手塚「遅かったな」

A「ちょっと、いろいろあって…すみません」

手塚「まあ、いいだろう。次から気を付けろ。」

A「はい^^」

不二「^^」

今は、リョーマ君がツイストサーブで2ポイント決めたところらしい…

この試合、なんか嫌な予感がする…


リョーマくんが3回目のツイストサーブを打った

40-0

そして、4回目のツイストサーブは返されたけど、すぐに打ち返した

1-0

越前「な〜んかリズムに乗ってきたよ。なんてね。」

竜崎「思い出すねぇ、あの目を見てると。」

A「？」

竜崎「いい出だしだね、リョーマ。今のところ、向こうは悪い夢見てる感じだろうね。けど覚めない夢はないよ。そのときが肝心だね。」

不二「彼、いつも冷静でいいね。」

菊丸「少しは緊張してみてもいいのにねぇ」

伊武「いい環境にいい先輩達、か。なんだよ、1年はもっと苦労すべきだろ。いいよなぁ、羨ましいよなぁ…」

なんかブツブツ言ってる;;

伊武「1年のくせに生意気なんだよなぁ。あんまり調子に乗らないほうがいいよ。ムカつくやつ…ぶっ倒そ。」

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