story158 ページ47
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「？京介、電話だよ。」
「ああ…、もしもし。」
練習を再開しようとしたところ、京介の携帯が鳴った。
誰からだろ…？
「はい…。え？今から病院に？」
「え…。」
「病院！？」
病院って…。
もしかして優一さんに何か…。
「ッ！」
「剣城！待って！！」
京介は電話を終えると、
私たちに何も言わず、病院へ向かって駆け出した。
「ちょ！京介、荷物！！」
私と天馬も、荷物を持って京介を追いかけた。
・
「兄さん！！」
「京介！Aちゃんと天馬くんも…。」
病院へ駆けつけると、リハビリをしていた優一さんがいた。
元気そうだけど…。
「何かあったのか？急に呼ばれたから…！」
心配して尋ねる京介を安心させるように、
優一さんは笑顔で言った。
「京介、俺、手術を受けられるようになったんだ。」
「え…。」
「手術ですか！？」
「誰かはわからないけど、支援金を集めてくれた人がいてね。
優一くんの手術に使ってほしいそうだ。」
誰ですかその人！！
お礼言わなきゃいけないのに！！
「じゃ、じゃあ…！兄さんの足は治るんですか！？」
「ああ。手術の後、しっかりリハビリを熟せば歩けるようになるだろう。」
「！！…よかった…。」
ホッとしたのか、京介の目からは涙が溢れていた。
「やったぁ！よかったね京介！」
「また優一さんと、サッカーできるね！」
「…ああ。」
「今まで、俺のせいで辛い想いをさせて悪かったな。」
「そんなこと…！」
「京介。時間がかかるかもしれないが、俺は必ず、またフィールドに立ってみせる。」
「兄さん…！」
「京介、決勝戦は誰のためでもなく、自分自身のためにプレイして来い。
お前の大好きなサッカーでな。」
「ああ！」
優一さん、ホントに良いお兄さんだよね。
「よかったね、剣城。」
「うん。」
きっとまた、兄弟で楽しくサッカーができる日が来るよね。
早くそんな日が来るといいなぁ…。
そのためにも、明日の決勝は絶対勝たなきゃ！！
「Aちゃんも天馬くんも、明日は頑張ってね。」
「「はい！！」」
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蒼乃(プロフ) - takerutkさん» うぁぁぁぁ！！申し訳ありません！！ご指摘ありがとうございます…！誤字気をつけますね、、ずっとこのままだったなんてすみません、、、 (2016年6月20日 0時) (
レス) id: 0ae167b07f (このIDを非表示/違反報告)
takerutk(プロフ) - 10人に一人になってますよw (2016年6月19日 23時) (レス) id: 52a69e3143 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - こちらこそ！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - みりみりさん» 了解！じゃ、これからよろしく！ (2014年12月3日 16時) (レス) id: 4395e408d4 (このIDを非表示/違反報告)
みりみり - ハイ！よろしくお願いします(≧∇≦) あと、タメでも良いですよ(^O^) (2014年12月2日 22時) (レス) id: d56b577762 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 | 作成日時：2014年10月1日 19時
