story188 ページ29
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「え…？」
「？」
「今、なんて…。」
今…？
私、何か言ったっけな…？
「ありがとうって…。」
「そ、その後！」
後？
後…。
「！…も、もしかして声に出てた！？」
「う、うん…。」
「え、えっとっ…！ち、違うんだよ！？
そっちじゃなくて、なんていう、か…！」
私は持っていたサッカーボールで顔を隠す。
私のバカッ…！
声に出てたなんて…！
恥ずかしい……。
どうしよ、逃げようかな…？
「ご、ごめんっ！天馬、今のはわ、忘れてねっ！」
私はそう言って、逃げようと立ち上がった。
「ま、待って！」
けど、天馬に腕を掴まれて。
逃げようにも、逃げられなくなって。
どうしようもないから、
とりあえず赤くなった顔を俯いて隠した。
「こっち向いてよ。」
「…やだ。」
こんな顔、見せたくないよ…。
「Aッ！」
「わっ！」
グイッと掴まれた腕を引き寄せられ、
天馬の胸の中に。
え、えっ…えっ！！？
状況がわかんなくて、頭が混乱する。
顔にすごい熱が集まっていく。
少し経ってやっと、天馬に抱きしめられてることがわかって、
更に顔に熱が帯びていった。
「あ、の…っ！」
「ズルいよ、Aは。」
「えっ？」
いきなり、ズルいと言われて、
何のことかさっぱりわからなくて。
でも、
「俺から言いたかったのに！」
「…え？」
天馬からこの言葉が聞こえて、
わかった気がした。
期待して、いいんですか…？
天馬から離れて、お互い見つめ合う。
恥ずかしいけど、天馬の目から目が逸らせなくて
「俺も…！」
「！」
「俺もAのことが…サッカー以上に大好きだよっ！！」
顔を真っ赤に染めて、キミは言った。
嬉しくて。
嬉しくて…。
「天馬！」
「わっ！」
我慢出来ずに、私は天馬に抱き付いた。
そして一言
「大好きッ！」
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- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
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蒼乃(プロフ) - そらさん» ご指摘ありがとうございます！修正致しました。勉強不足で申し訳ございません。以後気をつけて参りますので、今後ともよろしくお願いします…！ (2018年3月28日 14時) (
レス) id: a5aa8eb227 (このIDを非表示/違反報告)
そら - いきなり失礼します。163話と165話の征木君のGK技ですが、【シュートブロック】ではなく、【シュートブレイク】ですよ。 (2018年3月28日 9時) (レス) id: dd163f1bdc (このIDを非表示/違反報告)
美優莉 - はーい!!私も1番クロノストーンが好きです!! (2015年11月16日 23時) (レス) id: 2714492d95 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃(プロフ) - Syeryさん» 質問ありがとうございます！続編に載せる設定の所に記載したいと思います。続編も頑張りますのでよろしくお願いします!! (2015年1月10日 20時) (レス) id: 4395e408d4 (このIDを非表示/違反報告)
Syery - 続編も頑張ってください！楽しみにしてます！…あの、質問です。夜月ちゃんのプ口フとかあったら教えてください。 (2015年1月10日 19時) (レス) id: 478deffc4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼乃 | 作成日時：2014年12月3日 21時
