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「今日はミーティングだけの予定だったし平気だよ」
そう言ってくれたけれど、やっぱり少し申し訳ない
「今日は俺が送っていくよ、真田。みんなを頼んだよ」
『えっ、いいよ1人で帰れるから』
それに、何か嫌な予感がする
「あぁ、もちろん朝も迎えにいくから^^」
『』
その後もなんだかんだあって半ば強引に送ってもらうことになってしまった
2人で校門までゆっくり歩く。
「Aは、俺のことが嫌いかい?」
『ううん、そんなこと、ないよ』
ゆっくりだけど確かにこたえる
「おいA。迎えに来てやったぞ」
聞き慣れた声
私の数少ない心を許せる人
『景吾…!?なんでここに?ここ神奈川なんだけど……』
「んな事どうでもイんだよ。お前に会いたくなっただけだ」
「待ってよ、状況が掴めないんだけど。
跡部とどういう関係なの?」
「ん?なんだ幸村。いたのか」
「跡部、いやアホ部?^^」
真っ黒いオーラを振り撒いている彼の気持ちはわかる
でも、
『景吾!!』
そう言って私は景吾に抱きつく。
「アーン?今日はやけに積極的じゃねーの。」
落ち着く匂い、少しだけこのままで
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作者名:星乃 | 作成日時:2018年2月10日 20時