【HQ】計算高い系男子に捕まった【角名倫太郎】 (ページ10)

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8話ページ10

Aside

空気入れが終わると先輩たちも集まってきた

寧々｢『おはようございます！』｣

｢おはよう､Aちゃん、寧々ちゃん｣

うちと寧々が合わせて挨拶すると笑顔で返してくれる

…いやぁ､ええ先輩に恵まれたわぁ…

中学の頃は2年まで凄く先輩達に陰口言われとったからなぁ…

女子部活のあるあるやけど、

やっぱり優しい先輩が1番よなぁ

そんな思いに浸っておると寧々に｢おい､A､集合かけられとるぞ｣と言われて焦って集合した

.。o○.。o○

一花(いちか)｢じゃあ､今日もまずはレシーブ練な、2人1組組んどいてなー｣

部長の一花先輩がそう言うと｢はい！！｣と返事をしてうちは寧々と組む

『ふっふっふっ､うちのレシーブ､ちゃんと目に焼き付けとけや！』

と、ふざけて言うと

寧々｢まぁ､Aはリベロやしな､すごく手本になるし､見させてもらうわ｣

と、真面目に返されて戸惑う

え、いやうちもまだまだやけどな？？

えっ、いや、その、

『やめて！！ボケ殺しはいらん！！』

そう叫ぶと｢ははっ､A､おもろいわー｣と言ってコートに入ってく

『………え、』

ポカン、と取り残されたうちに寧々が

寧々｢はよ来い！！練習始まっとるやろ！！｣

と、怒られた

え、なんでうち怒られてるん？？

いや、ただツッコミしとったやけやったのに

えっ、理不尽？？

いや、始まっとるのに行かんうちも悪いんやけど！！

わかっとるんやけど！！

『い、今行くわー！』

とりあえずそう返事して寧々と向かいあった