13話 ページ15
Aside
寧々「めっちゃおもろかったで、先生が話しとるときに下向いとるからあぁなるんや」
『うっ……!いや、やって、!』
ケラケラ笑いながらさっきのHRのことを話しとる寧々に言い訳しようと口を開くと
寧々「……角名くんに何か言われたんか?」
『……エッ、』
寧々「えっ、何その反応、図星か?図星なんか!?おい!答えてや!!」
『ちょっ、声でかいわ!!抑えてくれん!?』
そう言うと「……すまん」と一言、言って「で、どうなんや?」と聞いてくる
……え、これ答えた方がええん?
いや、でもなぁ、
寧々「答えないつもりか?やったら角名くんに直接聞くわ」
言うか言わないか悩んどるとそう言って立ち上がる寧々を慌てて止める
『い、言うわ!言うからそれはやめて!!』
寧々「よし、言ったな?なら早く言え」
『いや、そんな大したこと、いやうちにとっては大したことなんやけど、』
と、言うと「変な前置きは要らんねん、なんて言ってたか知りたいんや」と、言われて正直に言うことにした
『……“俺、Aさんと仲良くなりたかったんだよね”って』
寧々「……ほぉ?」
『いやっ、もしかしたら友達としてかもしれんし!?変な勘違いとかあかんとわかっとんやけど!!
あれはあかんやろ!?』
そう叫ぶうちに「落ち着け、落ち着け」となだめてくる
寧々「今は遊びに行くことだけ考えとけ、いいな?」
『……え、嫌や、バレーの事とチベキツ太の事考える』
寧々「そこは嘘でもわかったって言え!!」
うちが正直なことを言うとキレよくツッコんでくれる寧々にははっ、と笑った
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←12話
23人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さゆ | 作成日時:2020年12月13日 23時