“元”支配者だった私。【ハイキュー】

3話 ページ5

Aside


『……ごめん､試合が終わったあとのこと､あまり覚えてなくて…




気づいたら家についてた』









そういうと更にその子は顔を赤くして涙目で訴えるように言う









｢それなら､もう1回､何度でも言ってやる！！！






私たちが負けたのはっ､あんた…Aのせいだっ！！！！！｣









その言葉が私に重く､重くのしかかる









私……の、せいで…負け､た…？









硬い鈍器で殴られたような感覚だ









『な、に…言って…』









そういうと更に話を続けた







｢あんたがっ…！もっと私たちに合わせれば…！！私たちのことを考えていれば…！！｣









そういうその子は言葉が止まらない様子て別の子に








｢やめなよ！！もう過ぎたことだよ！｣









と､制止されている









そして､最後にその子は私に向けてこう言った









｢バレーの､セッターの！！“司令塔”の！！あんたがっ､そんなんじゃ､ダメなんだよっ！！！あんたがっ､あんたさえいなければっ……！｣

｢やめてって！！｣









その言葉はショックを受けていた私に更にショックを受けた









私は思わず､その場から逃げ出すように廊下を出た









そして､私はそのまま家に帰った

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