“元”支配者だった私。【ハイキュー】

36話 ページ38

Aside


『……心配してくれてありがとう｡私駅に行かないとだからまた明日』









と言って､その場を後にしようと駅への道を進んだところである声に呼び止められる









及川｢あ！！Aちゃん！！｣









私はその声に振り返った









『及川先輩！』









さっき､後輩がいて少し気分が下がっていたけど､及川先輩に会えるなら最後まで自主練しててよかった









そう思って及川先輩に近づく









『そういえば､進級してから会ってませんでしたね｡






改めて､進級おめでとうございます』









そう言うと及川先輩が笑って









及川｢ありがと〜､Aちゃんもおめでと！先輩じゃん！｣

『あはは…先輩、ですね…』









私は思わずさっき私の練習を観てた後輩を思い出す









“このコートは私が使ったから”って私が全部片付けたからもうとっくに帰っているはずなんだけどね









及川｢ん？Aちゃん､後輩に嫌なことでもされたの？｣

『えっ､あ、いえ…ただ､私が一方的に嫌ってるだけなので…』









“あはは…”と苦笑いしながらそう答えると









後ろから他の先輩方と確か…渡くん…だっけな









あとは､知らない人が1人やってきた









岩泉｢おい！先に行ってんじゃねぇ！





って､Aじゃねぇか｣

花巻｢おっ？なになに､Aちゃんいるの？｣

松川｢おー､なんか久しぶりだね〜｣









急に騒がしくなる校門周りに私は思わず笑ってた

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