青葉の少女【鬼滅の刃×ハイキュー】

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Aside


及川先輩と話した後は自分でも驚く位ボーッとしていてもう放課後だ






昼休み行った屋上に再び向かう





『…みなみ』






そう言うとみなみが出てきて私の肩に乗った






『ありがとう』





みなみについている紙を取る







〈同じ場所で待っている
冨岡義勇〉






同じ場所､というのはきっと山の所だろう


受け取るとみなみはまた違う所に行ってしまった





日輪刀も使うかな？




うん､一応持っていこう





.。o○.。o○





家に着いてから日輪刀を持って隊服を着た





パーカー…



そう思って周りを探すとボロボロになっているパーカーがあった






『そっか､昨日の任務で…』








力になれなかった事を思い出して胸が痛くなる







いや､そもそも私ごときが“力になれる”だなんて思ったことが烏滸(おこ)がましいんだ







まだ､力を貸せるどころか足手まとい








何を落ち込んでいる






そんな暇なんて無い









『……布､あったっけ』








私は何か隠せるものは無いかと､布を探してから冨岡様が待っている場所まで走った







.。o○.。o○




『遅れてしまい､すみません！』






結局､私を隠せる程の布など簡単にはなく




隊服に仮面をつけて向かった






義勇｢構わない｡今日も体慣らせに山を登って下れ｡罠もある｣






…罠もあるのか







いや､これくらい普通だ






普通なんだ






どんな修行でも着いていくって決めたのなら






『頑張ります！』






義勇｢…50分だ｣







制限時間は50分､という事だよね




『はい！』






私は地面を蹴って走り出した

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