嵐みたいな人 ページ5
Aside
私はタオルを手渡して聞かれた質問に答えた
『A Aです。木兎光太郎先輩ですよね?』
そう言うと顔を輝かせて
木兎「え!?何で俺の事知ってんの!俺ゆうめーじん!?」
『え……あ……噂になってはいます』
木兎「俺の噂!?どういうのそれ!!!」
ズイッと顔を近づかせながら子どもが新しいおもちゃを開ける時みたいな顔で見てくる
『え……と……【五本の指に入るエース】等を……』
他にも色々あるけど今はこれを言った方がいいと考えて言った
木兎「やっぱ、俺最強!!ヘイヘイヘイへーイ!!」
目の前で叫ばられて驚きながらも時間が無くなると思ってその場を離れようと一言言った
『すみません。そろそろ戻らないといけないので……』
そう話すとハッとした顔で言う
木兎「A!!だよな?えっーーと、あれ!!タオル持ってきてくれたから〜〜あれ!!代わり!!」
そう言いそさ言葉を探している木兎光太郎先輩にお礼の事かなと思った
『もしかして……お礼の事ですか?』
木兎「そうそう!!それ!!!俺、Aにおれーしたい!!だから今日の昼休み食堂来て!!」
私は彼の張り切った声と断りを許さないような声に思わず
『は、はい……わかりました』
と返事をしていた
やっぱり嵐みたいな人だった
55人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まふにゃ(プロフ) - 感動しすぎて目からレモン汁が出ました (2020年9月15日 0時) (レス) id: e60b434199 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さゆ | 作成日時:2020年6月20日 10時