タオルを拾いました【木兎光太郎】【ハイキュー】

気付きかけてる ページ37

Aside



赤葦京治Aさん､昼休み俺が言おうとしてたこと覚えてる?
Aめっちゃ覚えてるよ!!
Aだってめちゃくちゃ気になってたし!!
赤葦京治でも､そんな大した事じゃないけどね
Aそれでもいーです!!気になって寝れないよりはいい!!
赤葦京治寝れなくなっちゃうんだww
赤葦京治まぁ､それは置いといて
赤葦京治俺もね｡木兎さんを初めて見た時“スター”だと思ったんだよ
赤葦京治あんなプレーする人いるんだって
A赤葦くんが…なんか意外かも
赤葦京治うん､よく言われる
赤葦京治まぁAさんが木兎さんの事スターだと思ったのは間違いないだろうけどさ
Aけど……何?
赤葦京治Aさんは他の気持ちもあるんじゃない?





ついさっき考えてた事を言い当てられた気がしてびっくりする





Aそれは､どういう意味?
赤葦京治そんなに身構えなくて平気だよ
赤葦京治別に､木兎さんに言うつもりはないし
Aねぇ待って｡ごめん､本当にどういう意味?
A木兎先輩は友達として好きだけど
赤葦京治俺は別に今木兎さんに対しての好きとかそういう気持ちについてとは言ってないつもりだけど?
赤葦京治ライバル心とか他にも色々あったとは思うんだけどさ









赤葦くんは将来メンタリストにもなれそうだな






でも







Aごめん､勘違いだったのかも｡でも木兎先輩は普通に友達として好きだからそこんとこ勘違いしないで
赤葦京治え?もしかして気付いてない?
A何が?
赤葦京治うわ…タチ悪……木兎先輩も気付くの遅いタイプだし
Aだからさ……
赤葦京治本当は気づいてるはずでしょ
A何に?
赤葦京治木兎さんに対しての別の感情








なんかもうこれ以上赤葦くんと話してたら気付きかけてるこの気持ちに本当に気づいてしまいそうだったから既読スルーをした








人生初めての既読スルーだった

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