質問攻め ページ31
Aside
赤葦くんと話した後美優ちゃんと亜希ちゃんに質問攻めされた
美優「え!?さっきの授業何があったの!?話が全く見えないんだけど!」
亜希「そういえば昨日の練習どうだったの?」
なんて全く違う質問してくるから
『え〜まず美優ちゃんの質問ね。さっき木兎先輩からメッセージが届いてさ。授業中にね。それで授業終わるまで話してたから迷惑かけてごめん。って話』
美優「え!?何それ!!うわ〜!!!凄!!え!?マジで恋が始まるやつ!!!」
『はいはい。それはもういいから次は亜希ちゃんの質問ね』
亜希「内容期待してる!!」
『期待しなくていいわ!えっとね。まぁ一言で言ったら凄かったよ。強豪校と言われるのも納得』
亜希「で、で??」
『でって……他に何を言えばいいの…』
美優「ほかに思った事だよ!!」
『1人1人のプレースタイルみたいの?』
美優「違うようで違くない!!木兎先輩だよ!!」
あぁそういう事
そんなに木兎先輩とのが聞きたいのか
『“スター”だと思った』
美優「え?」
『だから、“スター”だと思ったよ。素人目から見ても分かる位』
亜希「かっこよかった??」
素直に答えたら絶対恋だなんて言われるやつじゃんこれ
でもまぁ嘘ついても損も得も無いから素直に答える事にした
『まぁ……かっこよかったよ。皆惹き付けられる様なプレーだったよ。“皆”かっこよかった』
私の恋バナより2人の恋バナの方が盛り上がるでしょ
の意味を込めてあえて“皆”を強調した
まぁそんなのこの2人には全然伝わってない
というか気にしない様子で続ける
美優「でもでも!皆ってことは木兎先輩もかっこよかったんでしょ!?」
亜希「それにぶっちゃけ授業中話してて楽しかったんでしょ??」
まぁ楽しかったけど…でもそれは……
『木兎先輩なら誰だってそう思うよ』
亜希「もっと話したかったとか」
亜希ちゃんのその言葉には反論はできなかった
何故なら
そう思ってしまったからだ
美優「図星!?!?」
『声でかいって!!』
亜希「いや〜恋愛に消極的だったAが遂にか…」
消極的ね
まぁ自分の顔がこんなんだったら誰だって恋しようなんて思わないよ
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まふにゃ(プロフ) - 感動しすぎて目からレモン汁が出ました (2020年9月15日 0時) (レス) id: e60b434199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さゆ | 作成日時:2020年6月20日 10時