タオルを拾いました【木兎光太郎】【ハイキュー】 (ページ22)

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連絡先ページ22

Aside

休憩時間になったのだろうか各々ドリンクを飲んだりしている

だけど木兎先輩は休憩中にも関わらず練習をしている｡赤葦くんはそれに付き合ってる

休憩中なのに凄いな……

そう思いながら見てたら私の視線に気づいたのか木兎先輩が私の方へ振り向いて

木兎｢あ！！！Aじゃないか！！！本当に来てたんだな！！！｣

と大声で手を振る

周りのギャラリーから物凄く視線を感じた

木兎先輩には失礼だけどモテる方では無いとか思っていたけど

やっぱりファンは沢山いるんだなって思った

でもそんな悠長な考えなんかしている場合じゃなくて

このままだと凄く目立ってしまうから

口パクで

『(木兎先輩！！練習していて下さい！)』

と言った

それをどう受けとったか分からないが木兎先輩は再び練習に戻った

練習が終わってギャラリーも帰る中私も帰ろうとしたけど

それはある人から声をかけられた事でそれは無くなった

赤葦｢Aさん､ちょっといい？｣

『赤葦くん｡いいよ！どうしたの？』

赤葦｢あぁ……えっと……｣

珍しいな､赤葦くんがここまで躊躇うなんて

『直接言えない感じだったらメッセージでもいいよ？』

赤葦｢え？｣

『いやだって､言いにくそうだったし｡あ､私と交換したくないなら別だけどね』

赤葦｢いや…そっちの方が助かる｡ありがとう｣

『いえいえ〜！っていうか同クラなのに何気にメッセージ交換してなかったよねww』

赤葦｢あ､俺余りそういうの入れないタイプだからかも｣

『あ〜､うん……なるほどね…ごめん察したわ』

赤葦｢まぁ……うん｡多分想像している通りだと思う｣

赤葦くんはモテる

故に連絡先を交換しただけで普通に知らない人から連絡が来たりするのだろう

モテるっていうのも大変なんだな

とか思った

木兎｢え！？何何！俺もAと連絡先交換する！！！｣

『あ､はい｡良いですよ』

さっきまで凄く“スター”だと思ってた人が普通に話しかけて来るから少し戸惑ったけど要求に応えた

木兎｢なあなあ！いつでも連絡してもいーのか！？これ！！！｣

そんな事を言ってくるから

『直ぐには反応できないかもですが良いですよ！』

と笑顔で返した