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いい気味 ページ18

Aside



あぁ…もう最悪






放課後私は体育館に向かいながらそんな事を考える







練習自体見たいと思ったから別に美優ちゃんと亜希ちゃんに怒ってる訳では無い









─数分前─






女1「ねぇ?Aちゃん!ちょっと話があるから一緒に来て〜!」





そう声を掛けられたのはいつも私の陰口を言っている子





美優ちゃんと亜希ちゃんがいない時間を突いて呼び出すなんてどんだけ嫌いなのかな?






とか思ったけど呼び出す理由はさっき赤葦くんに受け止められた事についてだろう






『いいよいいよ!!あ、でもその前に荷物まとめちゃってもいいかな?』







まぁ表面は仲良く見せないとね






今はまだほかのクラスメイトがいる訳だし







女1「全然大丈夫!!」






女2「急にごめんね!」








ごめんなんて思ってないくせに







『ううん!!ありがとう!!ごめんね!』






その時私は気づかれるかわからないけど美優ちゃんと亜希ちゃんのグループメッセージに


“二軍女子どもに呼び出されたww行ってきま〜すww”




と念の為送っといた









連れていかれた先は人目につかない場所




そして口調を変えて言ってくる






女1「あんた調子乗んなよ」




女2「男バレと仲良くなったとか知らないけどさあからさまに近付かれるとウザイんだわ」




女1「赤葦くんも可哀想だよね〜!!あんたみたいなブスが近づいてきてさ〜!」




女2「声でかいって〜ww






まぁ、私達はファンに目付けられない様にね“忠告”してあげてるだけだから」






何言ってんの。あんたらだってファンな癖に






自分がブスな位自分が1番わかってるし






『“忠告”ありがと〜!!でもさ…








近づきたいなら自分から話しかけようとかしろよ。そんなんが私に文句言う資格なんてねぇんだよ』





少し低いトーンで言ったら少し脅えた様な顔をした







いい気味






なんてね







『んじゃ!また明日!!じゃーね!!』






終いは笑顔で手を振った








というやり取りがあって今に至る




本っ当に腹立つ




自分がブスな事わかってるし


別に恋愛対象として見てないし









そんな怒りを隠して私は体育館へと走った

部活前の赤葦→←・



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設定タグ:ハイキュー , 梟谷 , 木兎光太郎   
作品ジャンル:恋愛
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まふにゃ(プロフ) - 感動しすぎて目からレモン汁が出ました (2020年9月15日 0時) (レス) id: e60b434199 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さゆ | 作成日時:2020年6月20日 10時

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