そんなに見分けつかんの？【ハイキュー】

32話 ページ32

角名side


すると美海がAの前に出てきた





元からこのつもりだったのだろうか





そんな事を思っていると女子の軍団が逃げてったのがわかる







当の美海達はハイタッチをしている







侑はその様子を見て








侑｢やっぱおもろいなぁ｡あの子たち｣







と､笑いながら席に戻った








俺は未だ顔が険しい治に







倫｢あの女子たちに俺たちがなんか言っても逆効果だと思うから｡

ほら､行くよ｣






と言って席に戻った







席に戻ると銀が困惑した様子で






銀｢え､何があったん？｣

治｢俺らのファンに呼び出しゅうらってん｡多分､近づきすぎとかな｣

侑｢なんですぐわかったん？｣

倫｢前に､Aと美海宛に手紙が来たんだよ｡



確か“いちびらんといてや”だったけ｣






そう言うとさっきまで“面白い”とか言ってた侑も険しい顔をして






侑｢俺らの邪魔しかしてへんくせに何言うてるんや｣






と言った






流石に言い過ぎではとか思ったけど俺も実際練習中に声援送られるのはいいけど大きすぎるとウザイしね






銀｢侑､そら言い過ぎだ｡仮にでも応援して貰うてるんやさかいな｣

侑｢なんや､応援言うても顔目当てやろ｣






という2人の会話を横目に治に話しかける






倫｢治､どうしたの？黙りこくって｣

治｢…いや､何でもあらへん｣

倫｢ふーん｣








まぁ､どうせ治の事だし“何で俺の事頼ってくれへんかったんやろ？俺そないに頼りあらへんか？”とか考えているんだろうな

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